T医院を受診して一週間、何でも無かったんだと言い聞かせて日々を過ごす。
でも
やっぱ違和感アリアリ、っていうかこれ腫れてるでしょ。
でも医者にはっきり異常無しって言われたし、また医者に行って馬鹿にされても嫌だし
と思いながらネットで情報を漁る毎日。
この頃には精巣腫瘍の病態とかステージとか予後にかなり詳しくなっていた。
ましてや若いと殆ど有り得ない前立腺がんまで検索対象になっていた。
そんな頭でっかちが目を付けたのが
【腫瘍マーカー】
がんになると検出される血液内の成分についてネットから情報を拾った。
精巣腫瘍の代表的なマーカーは
・AFP
・HCG,HCG-β
の2つ
前立腺がんの情報の中に 自宅で腫瘍マーカーを測定できるキット を発見した。
とある 男性がん 検査キットなのだか、PSA,CEA,AFPを測定できるもの。
HCGは測定できないがAFPだけでも十分な購入動機になった。
お値段 一万円。医者での検査の5倍以上ですね…
さっそくポチり到着を待つ。
3日後に到着したキットを即開封。普段説明書とか絶対読まない派なのに端から端まで熟読。
人間命がかかると何でもできる、必死になる。
そんなに難しくない手順を踏み採取完了。
そのまますぐにポストに投函。しかも確実を期すために中央局まで行く行動力。
うん、いつもなら面倒臭がって絶対にこんなことしない。
このキット、Eメールで速報と封書で書面を送付してくれる。
投函5日後