【症状】
中高年の男性によくみられる前立腺の病気に、前立腺肥大症があります。
その原因は、まだ明確な解明はされていませんが、
●老化によるもの
●男性ホルモンが関係している
ここまではわかっています。
この病気では、肥大した前立腺が尿道や膀胱の出口を圧迫して、
尿の通りが悪くなってしまい、
「尿の出が悪い」
「頻繁にトイレに行きたくなる」
「キレが悪い」
などの症状が現れやすくなります。
肥大が進むと「尿閉」といって、尿が出なくなることもあります。
また、逆に頻尿の症状も現れるようになります。
「尿道が常に刺激されている」
「出し切れない残尿のため、膀胱がすぐに溜まってしまう」
「大きくなった前立腺の影響で膀胱が過敏になっている」
これらは全て前立腺肥大症が原因と考えられています。
【問題は困っているかどうか?】
一般に、前立腺肥大症が直接命にかかわることは、ほどんどありません。
また、症状の感じ方は人によって異なり、日常生活で困っていなければ、
治療の必要はないかと思われます。
しかし、例えば頻尿のために
「長時間の乗り物移動が難しい」
「就寝後に何度も目が覚めるため睡眠不足」
「昼間に眠気がある」
「行動範囲が狭くなった」
などのように、生活の質が低下する場合には、
何らかの治療をすることをお勧めいたします。
【様々な治療法】
軽症の場合には、主に次のような薬による薬物療法が行われます。
●アルファ遮断薬
-尿道や前立腺の筋肉を緩めることで、尿の通りの改善を促します。
●抗男性ホルモン薬
-男性ホルモンが前立腺に作用するのを妨げて、肥大した前立腺を小さくします。
また、上記の薬物療法と併せて、
「排尿を我慢しすぎない」
「飲酒を控える」
などの、排尿トラブルを起こりにくくするための生活指導も行われます。
症状の程度や患者さんの希望によっては、
手術を選択することもあります。
手術では、尿道から内視鏡を挿入して、
電気メスやレーザーを使用し前立腺の組織を取り除きます。
手術後に、まれに尿もれが起こるようになることがありますが、
通常ですと3~6カ月間くらいで自然に改善すると言われております。
ですが、前立腺とは生殖器でとても重要な場所のため、
あまり手術をお勧めはしておりません。
前立腺ガンの場合は、手術を勧められますが、
ガンでない場合はお医者さんも手術を勧めることは少ないと思います。
【沼澤式「尿改善体操」】
膀胱付近の筋肉を付けてあげ尿タンクを広げてあげれば
一度の排尿量が増え、回数も自然と減るのではないか?
この仮説を元に沼澤さんが始めたのが、オリジナルの体操法です。
「やはり、場所が場所だけになかなか人にも話せなくてね」
沼澤さんは以前、前立腺ガンと申告され、手術をしました。
そこから闘いが始まりました・・。
前立腺の手術を終えると「頻尿」「尿もれ」に悩まされる宿命が
待っているのです。
■さっき行ったばかりなのに・・
■夜中に何度も起きる
■トイレに時間がかかる、まだ残っているような・・
■外出してもトイレの場所ばかり気になる
特に頻尿に悩まされ、飲み会で居酒屋へ行ってもトイレに一番近い席に座り、
人一倍回数も多く、帰りの電車では最寄り駅でもないのに途中下車・・。
もちろんトイレのためだけに。
こんな生活が続くと本当に辛いのです・・・。
そんな時に友人からサプリメントを譲っていただき、早速試してみました。
半信半疑だったのですが、以前よりは尿意を催してから
トイレに駆け込むまでの我慢ができるようになり、
精神的にもかなり穏やかになりました。
このサプリメントにどれだけ励まされたことかわかりません。
ですが、サプリメントだけでは根本的な解決までには至らず、
運動を取り入れることにしました。
そして、思考錯誤してやっていた結果、
自己流でオリジナル体操法を作ることができました!
その結果・・・
見事、変化が起こり始めたのです!
初めの頃は「本当によくなるのだろうか」と不安もありましたが、
諦めるわけにはいきませんでした。
”やってれば、何か結果がでるはずだ”
このことをいつも頭に入れて、時間があれば体操をやってました。
★夜中に3,4回当たり前に起きていたのが、今では1回だけで済むようにまでになりました。
★自分の作った体操を試し続け、変化を感じれて自信がつきました。
★電車で途中下車しなくても目的駅まで1度も降りずに行けるようになりました。
★飲み会や遠出の旅行も気にならなくなりました。
★スーパーでトイレを借りようと思っていて気づいたら家に帰るまで我慢出来ていた!
そして、このオリジナル体操法がDVDという形になりました。
前立腺ガン手術後に更に悩まされた男が
自ら実践し改善できた「オリジナル体操」を伝授します。
詳しくはこちらから【前立腺肥大症になったら】
もし、前立腺肥大症になってしまった場合は、次のポイントにご注意ください。
ポイント1:トイレを我慢しない
おしっこを我慢を無理して続けると尿閉になるおそれがあります。
ポイント2:適度な運動をする
運動をすることで血液の循環を良くしてくれ、前立腺のうっ血を予防してくれます。
ポイント3:冷え予防
特に下半身を冷やさないようにしましょう。
骨盤内の血液の循環を常に良い状態に保つように。
ポイント4:便秘に気をつける
膀胱も腸と同じ平滑筋ですので、便秘の方は排尿状態が悪くなっている可能性があります。
ポイント5:薬には十分注意する
薬の中には急な尿閉を起こすもの(利尿剤、抗コリン剤、抗うつ剤、抗ヒスタミン剤など)
がありますので、他の病院で診療を受ける時は、
医師に必ず前立腺肥大症であることを伝えてください。
ポイント6:水分を十分とる
夜間頻尿を恐れるあまり、水分摂取を抑えると
脱水状態になり腎機能障害を起こすことがあります。
ポイント7:過度なセックスは控える
神経質になる必要はありませんが、
長時間にわたる過度なセックスなどは避けたほうが無難です。
ポイント8:手術後は安静に
もし手術をされたら、手術した部分を圧迫するような運動は避けてください。
※治療や正確な判断に当たっては、必ず専門医(泌尿器科)にご相談しましょう。