真・女神転生5は2021年11月11日に、ニンテンドースイッチで発売された。メガテン4の続編という位置ではなく、ナンバリングタイトルではあるものの、新しいストーリーと舞台で展開しているゲームとなります。登場する悪魔は200体ぐらいおり、開発期間は4・5年くらいはかかったので、アトラスの久々の力作といったところか。またアンリアルエンジン4による描画では、リアルとアニメ風をうまくミックスさせたような風景やエフェクトが、メガテン5の独創的な世界観を描き出しているところがあります。
ニンテンドースイッチの良さのテレビで遊んだり、横になって携帯機として遊ぶこともできる。まあボリューム的にはスイッチなので少なさそうという印象すら感じられるかもしれないが、割とマップを探索していくと長かったりするところもあるので、プレイスタイル次第で長くも短くも感じるゲームだと言えるかもしれません。
真・女神転生5の舞台は魔界(ダアト)で、現代的な東京の舞台と、もう一つの世界があるような感じです。メインがダアトであり、行ったり来たりする感じで物語が進行しますが、8割くらいはダアトを探索することになります。ダアトのフィールドがめっちゃ広く作られていて、オープンワールドなんだろうか?といった具合にエリアが広く作られている。
ただし、フィールドは砂漠で廃ビルなど、味気ない風景ばかりが続くため、そう新鮮さなんかは感じるところはなかったかと思う。主にミマンを探したり、また宝箱を入手したり、サブクエストを攻略してみたりと、極端に新しいシステムを追加した感じでもありませんでしたが、まぁとっつきやすいRPGということもあって、メガテンシリーズを遊んできたユーザーからすれば、すぐ手に馴染むようなプレイ体験かもしれませんね。
バトルではプレスターンバトルなので、こちらも極端な変更はなく、マガツヒスキルという大技を追加したようなところです。あとはフィールドやバトルなんかで有利になれる神意というバフ効果のあるものを追加したことで、ゲームを遊びやすくしたといった感じでしょうか。ストーリーの終盤ではカオス、ロウ、ニュートラルで分けられていて、1周目プレイでも十分にエンディングを見れる作りとなってました。