皆さんこんばんは。
今日もお付き合いいただき
有り難う御座います。
再発からの数週間を振り返ります。
8月4日、8月8日 治療方針
8月4日に三重の病院へ、そして、
8月8日に東京の病院へ。
今後の治療をどこでどう進めるか
決めるために、両方の病院に
最終の相談に行きました。
何度もあれこれ質問して相談して、
両病院の主治医には迷惑をかけますが、
迷いに迷ってグラグラしている気持ちを
ビシッと決めて、納得して治療に
臨むためにお付き合いいただきました。
今後考えられる治療の選択肢は、
① 放射線治療
皮疹の局所腫瘍抑制
② 抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)エザルミア投薬
腫瘍抑制全身療法
③ドナーリンパ球輸注
前回の移植ドナーからのリンパ球輸注に
よるGVL効果再強化(自己免疫力強化)
④ 2回目の造血幹細胞移植
文字通り(自己免疫力再構築)
ドナーリンパ球輸注と再移植は、
自己免疫力によりATL細胞を叩く
根本治癒治療。
しかし、元々合併症やGVHDなどのリスク
のある1回目の治療より更に難易度が高く、
再度ドナーの協力が必要な2回目の治療は、
くすぶり型のような活性の低い今の病状
では踏み込むべきではないと。
今まず取り組むべきは、
放射線治療又は抗がん剤服薬と
なりますが、両主治医の一致した見解は、
まずは皮疹局所への放射線治療であろう
ということでした。
しかし、現状の皮疹の状態は、
左腕の肘上に手のひらサイズで、
腕を取り巻くように発症しています。
この平面ピンポイントではない、
"腕を取り巻く範囲" が、
放射線治療にとっては結構厄介なようで、
放射線治療の機器によっては
照射範囲、照射角度の設定などの
得手不得手があり、
東京の病院の放射線治療器では
適切な照射治療が難しいという
結論が出ました。
又、放射線治療は毎日計画した線量を
患部に照射する、つまり、
毎日の通院を要する治療であり、
この点でも東京での治療には
物理的に困難があります。
以上の理由から、放射線治療を行うならば
三重の病院でという結論に行きつきました。
そして、この結論の経緯は両病院の
主治医間でも直接の連絡により
共有していただいています。
ただし、三重の病院の放射線科に
一度皮疹を診てもらって、放射線治療の
可否を判断してもらう必要があります。
私自身は、治療は移植でお世話に
なった東京の病院でという思いが
ありましたが、
前述のいくつかの条件も含め
総合的に客観的に考え、
三重の病院での放射線治療を
お願いしようと思います。
ここまで、再発のショックと
治療方針の決断で、かなり悩んで
迷いましたが、
これで心を決めてもう一度
病に立ち向かいます。
ちなみに、
今回も血液検査の数値は極めて良好で
異常リンパ球も見つかりませんでした。
このまま、じーっとしていてくれれば
いいのに。。。
今日も一日お疲れ様でした。
皆さん、頑張りましょう。