シビアな現実も有ります。
骨髄移植合併症による死亡率 : 10〜20%
(ATLに起因しない移植そのものによる)
上記骨髄移植合併症による死亡を除いて、
移植後再発による死亡率 : 40〜50%
(ATLそのものの再発)
最悪条件生存率
100-(100×0.2+80×0.5)=40%
最良条件生存率
100-(100×0.1+90×0.4)=54%
平均生存率
(40+54)÷2=47%
各々の数字は国内での一般的な治療成績
で、統計的にあまり精度の高い数字では
ないため、幅のある結論ですが、
「47%」
これがATLに対する骨髄移植の
平均生存率(治療成績)です。
移植から1年間が勝負で、予後も慢性
GVHDや別のがん発症の可能性など様々
なリスクが待ち構えています。
一般的には、骨髄移植をもってしても
生存率が半分以下で、予後の難しい病気
と言うことになるでしょう。
しかし、全ての物事は、どう捉えて、
どう考えて、どう取り組むか。
私は、超ポジティブ思考全開で
「生き残れる可能性が半分近くもある。」
そう捉えます。
ならば、必ずそこに入って
見せる。
ひたすらそう心に決めて、
治療に臨みます🔥
写真は、またまた、私の希望の象徴
朝日です☀️
冒頭にあったように、この記事を投稿する
かどうか随分悩みました。
私と同じ境遇にある方や、くすぶりで静か
に経過観察されてる方が、失望するんじゃ
ないか...。
しかし、厳しい現実から目を背けて、ただ
「頑張りましょう」じゃダメだな、と。
それでは私の信念と役目を果たせないな、と。
自分自身の生きる力と最新医療の力を信じて、
心配しともに闘ってくれる家族と、応援して
下さる皆さんの力を借りて、必ず良い結果を
報告します。
※ 治療に関する方法や診断、方針など、
私なりの解釈で書いています。
医学的に正しくない表現や間違った
解釈が含まれているかもしれません
ので、悪しからず御了承下さい。
今日も一日お疲れ様でした。