重い病気を患うと、検査結果を聞いたり、
診断を聞いたり、毎回それなりに
緊張や不安があるものです。
私も過去に脳梗塞を患い、血管の
バイパス手術まで行いましたので、
不安と向き合いながら治療や手術に
臨む経験もそれなりにして来ました。
(今は何の後遺症もなく過ごしています)
ただこのがんと言う病気、私の場合、
成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)という
この血液の希少がんに関しては、
その時とは比較にならないほどの
底知れぬ恐怖を感じます。
初めて病名を宣告された時も、
セカンドオピニオンで九州まで行った時も、
転院前のくすぶりの頃も、
急性化が明らかになった時も、
今も、
いつもどこかに恐怖と不安を抱え、
時には深く落胆し、
その度に自分を奮い立たせながら
病気と向き合っています。
おそらく私以外の他の患者さんも
皆さん同じでしょう。
私がそうだったように、ここに来る
患者さんは、皆、藁にもすがる思いで、
希望を求めて来るんだと思います。
この病院に初めて外来で来た時
すぐに感じた事ですが、
看護師さんの患者に寄り添いサポートする
姿勢が素晴らしいんですよね。
不安と向き合う患者を支えるような
接し方を常にして頂けます。
主治医の先生は、的確に病状の判断を
しながらお話しして頂けますし、
質問にも一つ一つ丁寧に答えて頂けます。
骨髄移植に踏み切るには、
医療の力だけでなく、私自身の覚悟や
闘い抜く意思がなければ成功しないことも、
はっきりと言って頂きました。
ここであれば、自分自身を信じて、
治療に携わって頂く方々を信頼して、
悪魔に立ち向かう事が出来そうです。
力を貸りて勝ち抜きます。🔥
病室からの朝日。
よく考えると私のブログの写真、
朝日が多いんですよね。
特に意識はしていないんですけど、
きっと、沈みゆく夕日より、
登りゆく朝日 の方に希望を感じる
からでしょう。☀️
今日も一日お疲れ様でした。
良い週末を。