私の親は、戦後復興の時代に産まれた、
いわゆる団塊の世代の人です。
田舎で生まれ育ち、中学卒業後
都会への集団就職などを経験し、
高度成長期の学歴社会に飲み込まれながら、
私たち兄妹を育ててくれました。
そういう団塊の世代特有の背景と、
おそらくは学歴の壁を越えられ
なかったという父の苦い経験とから、
"長男だけは大学まで行かせたい"
(大卒の学歴)という思いが強くあった
ようです。
当の私も、さしたる目標もなかった
ものの、大学まで進学し卒業しました。
30年以上も昔の話ですよ。
それからいくつかの人生の転機を経て、
バイクの世界に飛び込みこの会社で働き、
経営の一端を担うところまで、
認めていただけるようになりました。
そして今の 家族・生活・仲間 があります。
社会に出て道を選んで決めて来たのは
自分自身ですが、その選択肢を与えて
くれたのは間違いなく両親だと思います。
父も気づいていたかもしれませんが、
大学を出た学歴ではなく、
大学を出て色々な方に巡り合い、
色々なことに挑戦するチャンスを
広げてくれた事で、今の私の人生が
あるのだと思います。
ある程度の年齢を重ねて自分の人生を
振り返ると、改めて、両親には感謝の
気持ちしかありません。
父は残念ながら8年前に他界して
しまいましたが、
残った母よりはちゃんと長生きしなければ、
親孝行が出来ませんね。
自分の生き方だけ求めて道を選んで
きたので、嫁にはあまり楽しい思いも
させてません。
しっかり治して、旅行ぐらい連れて
行かなきゃダメでしょ。
そして娘はまだ、自分の人生の入口にも
立っていません。
目標の道に進めるまで、あともう少し
親としての道標の役割が残っています。
私自身も、まだやりたいことが
あるんだよな。
やっぱり、どう考えてもこんな所で
くたばる訳にはいかないな。
必ず勝って帰らなければなりません。
この想いを忘れずに、
これからの長い闘いに挑みます 🔥
今日は娘の法科大学院の卒業式でした。
目標の道に進めるまでそのまま大学院に
残るので、親娘共々卒業した実感は全く
ありませんが...。
でもまぁ、ここまで良く頑張りました。
卒業おめでとう㊗️🎓
今日も一日お疲れ様でした。
良い週末を。