転院してから3回目の通院。
前回の各種検査から今日まで、10日間の
"執行猶予"となっていましたが、
今回はいかに。
診察室に入ると、今回の血液検査の
結果ではなく、今後の治療方針のことから
話が始まりました。
「我々も議論を重ねましたが、やはり、
移植前提の治療に進むべきとの
結論になりました。
最終的には○○さんの決断になりますが、
この後移植科の医師との面談の準備が
出来ていますので、そちらでも話を
聞いていただけますか。」
そうか...、やっぱりそうか。
そうだよな...、やっぱりそうだよな。
この病院に初めて来る時に
移植への覚悟は決めてたはずでしたが、
一瞬経過観察になったことで、
心の隅っこの端っこの奥の方で
ほんのちょっとだけ、
このままくすぶっていてほしい、
経過観察を継続してほしい、
という甘ったれた考えが頭を
もたげていました。
ダメですね。
移植科の先生に、抗がん剤から移植までの
治療のこと、移植後の継続治療のこと、
そのリスク、ドナーのこと、体の元気な
うちに治療を始めた方が成績が良いこと、
生活の拠点をこの近くに置かなければ
ならないこと、強い意志がなければ
治療には入れないこと、
実績としての死ぬ確率生きる確率、
聞きたくない現実も含めて詳しい話を
聞きました。
「次の通院日の3月8日まで家族の方とも
じっくり話し合われて下さい。」と。
そこで最終の意思確認をし、
そこから具体的な準備を進めることに
なりそうです。
いよいよほんとにその時が来て
しまいました。
帰りの新幹線の中で、もう一回
覚悟を決め直しました。
やるしかねぇ。
決戦の地
それでは、また次回。