冬の朝は厳しいよね。私30分くらい出れない。


本格的な冬を迎え、朝、学校や会社に行くのが億劫になるこの季節。
布団から出るのがイヤで、ぬくぬく、だらだらとしてしまいがちだが、ウェザーニューズはそんな冬の朝に目覚めてから起きるまでかかる時間の全国平均を調査で弾き出した。
その結果、平均は13.3分で、布団から出るのが最も遅いのは鳥取県民、早いのは徳島・宮崎県民だったという。

この調査は同社の「冬企画」の一環として、12月6日~8日に行われた「みんなの冬の朝事情」調査で明らかになったもの。
質問に回答したのは全国の11,452人(男性40%、女性60%)だった。

まず、「目が覚めてから、布団を出るまでの時間は?」とたずねたところ、全国平均は13.3分に。
そして結果を都道府県別にランキングにしてみると、最も早かったのは徳島県と宮崎県で11.0分、3位が山口県で11.3分、4位が福井県と奈良県で11.5分だった。

一方、下位は45位が広島県で15.7分、46位が熊本県で16.1分、最も遅かったのが鳥取県で16.6分。
上位も下位も名前が挙がったのは西日本の県が多いが、全体的には西日本ほど布団を出る時間が早い傾向が現れており、
特に近畿では各地で平均より早いという結果となり、同社は「朝の時間を無駄にしないという県民性があるのかもしれません」と分析している。
また、反対に北日本は北海道と東北で全国平均より遅い結果となり、やはり寒い地域ほど布団から出にくい傾向が顕著に現れているようだ。

次に「寒くてなかなか起きられない朝…布団から出るために一番必要だと思うことは?」とたずねたところ、トップは「気合い」(56%)に。
これに「部屋を暖める」(33%)が続き、「その他」(5%)、「目覚まし時計を増やす」(3%)、「家族の協力」(2%)などの回答もあった。

さらに「冬の朝、一番困ることは何ですか?」とたずねたところ、
上から順に「部屋が寒い」(48%)、「霜(車の窓など)」(16%)、「水が冷たい」(10%)、「結露」(9%)、「雪かき」(6%)。
ただ、豪雪地帯の多い東北では「雪かき」の割合が高く、同エリアだけの回答を見ると3人に1人(29%)が雪に悩まされていることがわかった。

最後に「朝起きてから家を出るまで何分?」と質問し、
男女別に結果を出したところ、女性の平均は87.2分、男性の平均は59.9分に。
都道府県別で最も早かったのは男性が佐賀県(47.1分)、女性が徳島県(75.0分)、
最も遅かったのは男性が岩手県(69.5分)、女性が鳥取県(99.1分)となっている。

皆さんは寒い冬の朝、布団から出て起きるまでの時間、起きてから家を出るまでの時間はどれくらいかかる?


ニューヨークって怖い所ですね。。日本の学校でこんな事あったら大変あせる


日々幾度となく必ず行う排泄という生理現象は、トイレでするのが当たり前。
人がいる場所ならどこでもトイレは必要不可欠で、使えるトイレがないというのはあり得ない話だ。
しかしニューヨークのある高校では、2人の生徒によるケンカ事件に怒った女性校長が、罰として全校生徒に対しトイレの使用禁止を通達。
すると、それに怒った数百人の生徒が校内で暴れ始め、学校は大混乱に陥ったという。

この事件が起きたのは、ニューヨーク・マンハッタン島南部にある、全校生徒2,400人のマリー・バーグトラウム高校。
米ラジオ局1010WINSなどによると、そもそものきっかけは、12月9日の授業中に2人の学生がケンカを始めたことだった。
1人が病院へと運ばれる事態となったこの問題に、今秋着任したばかりの女性校長は生徒たちに厳しい態度で臨んだ。
その結果、校長は校内放送を使って「トイレの使用を禁止する」と全校生徒に通達を出したという。

実は、女性校長が取る対応はことごとく厳しいと、着任直後から生徒たちの間で不満が溜まっていた。
今回も校長は「狂ったよう」と学生に表現されるような対処を行ってしまい、これで一部の生徒は我慢の限界に達してしまったようだ。
トイレ使用禁止の通達後、学生たちの間では「お互いに激しいテキストメッセージのやり取りを始め」(米ブログメディアDNAinfoより)、5時間目の授業時間に集まろうと密かに決めたそう。
そして数百人という生徒たちが「暴動を始めた」とされている。

米放送局WABC-TVによると、暴動は20分近く続いたあと終息。
ある学生は今回の一件に「俺らも過度に反応してしまった」と反省を見せる一方で、校長への不満は依然燻っているようだ。
また、教員組合の関係者も「トイレの使用禁止はあまりに厳しいと思う」と校長の対応に苦言を呈し、「教員側も危険な状況に晒す」との見方を示した。

翌日には警備員を増やしたこともあって学校は平静さを取り戻し、トイレも再び開放されたという。
ただ、学校の教員からも「適切な対処ではなかった」(DNAinfoより)と批判する声が漏れており、どうやら校長は苦しい状況に追い込まれている様子。
米教育省もこの事件の調査を始めているが、校長に処分が課せられるかは今のところ「未定」としている。


こういう方がいるから、色々この世に出てくるんですね!


今年1年間にわたり、毎週さまざまな素材を使ったビール造りに挑戦していた英国のビール醸造所がある。
その数々の“作品”は公式ブログで紹介されているのだが、使用した素材は植物から動物の内臓まで、常識にとらわれない発想で生み出されたようだ。

この挑戦を行ったのは、英コーンウォール州ロックでシャープズ・ブリューワリーというビール醸造所のスチュワート・ハウさん(38歳)。
1994年設立と比較的新しいこの会社で、製品の味を決めるヘッドブリュワーを務めるハウさんは、いわばビール作りのプロだ。
公式サイトによると、同社で製造されるビールの数々はパブやホテルには一切卸さず、「英国南部にある1,500以上のアウトレット店」で販売しているという。
しかし、近年いくつかのビールに関する賞も授賞しており、品質は折り紙つきと言えそうだ。

そんな会社でヘッドブリュワーをしているハウさんにとって、新たな製品に対する探究は仕事に欠かせない。
今年1月3日、ハウさんは自身のブログで、毎週いろいろなビール作りを行う「実験の旅に出る」との決意を表明した。
2010年の目標として以前からじっくり構想を練っていたようで、1月5日付のエントリーでは製造を予定する21の作品名を紹介。
「すべてが楽しみ」としたハウさんは、主原料となるホップやモルトなども数十種類用意し、そのほかさまざまな素材を加えるなどして、これまでにないビールを生み出そうとした。

そうして誕生した数々のビールは、素材の混合割合や製法などに変化をつけるといった違いだけでなく、中には斬新な素材を使ったモノも。
例えば唐辛子やジンジャーといった、まだ飲み物に使われる食材もあるが、カキなど数種類の貝から取った出汁を混ぜた「Shellfish stout」なるビールも造っている。
沸騰した麦汁の中にカキなど3種類の貝を入れたというこのビール。その出来栄えは「ホップからの苦みがもう少しあれば、素晴らしい味になったはず」とまずまずの手応えだったらしい。
やかんに残ったというカキの身は「そのまま美味しくいただきました」とのことだ。

さらに次の週には、「なぜそんなものを作りたいのか」と周囲に言われながらも、鳥のレバーやラムの心臓といった内臓類を使った「Heston's Offal Ale」なるビール造りに挑戦。
「泡を壊す」という脂肪分を取り除いたこれらの内臓を、数時間かけて麦汁で茹でたという。
ブログには肉の味に負けないように「黒くて強く、とても苦い」味を目指したとの記述は見られるが、気になる味の感想はない。

こうして続けてきたハウさんの挑戦は若干ペースが遅れているようで、12月16日までに製作したのは47種類。
これまでを振り返り「いくつかは大惨事だった」(英紙メトロより)と、失敗作もあったことを認めている。
しかし、大いに勉強にはなったようで「面白い実験だった」とも。
残りは6つと、挑戦もゴール間近だが、今は準備を進めている「ヨモギなどの植物を使った幻覚作用の起きるビールを造るのが本当に楽しみ」と、年内最後の大作に期待を寄せているようだ。