東大教授の自宅に呼ばれた日

朝ドラ「らんまん」見ています。
時代は違えど
共感したり懐かしんだりと・・・

私は青春時代、貝類学を専攻していました。
卒論は国立科学博物館に行き
当時の日本貝類学会会長の先生に頼み込み
1年間、大学ではなく博物館で卒論を書きました。
毎日、先生の助手のような仕事もして
大いに勉強になりましたが・・・

そんな過程で
新種を発見して論文に記載しました。
先生が「新種を貝類学雑誌に記載しなさい」と
私も日本貝類学会の会員になっていましたし。



写真はボウシュウボラ
私が採集したものの中では最大です。
※新種ではありません。

当時、東京大学にも出入りさせて頂いており
ある日、教授から「家に来ませんか」と言われ
都内のご自宅に伺いました。

貝の標本を見ながら話に夢中になり
晩御飯をご馳走になって、夜は更け
「もう遅いから泊っていきなさい」
なんと一泊してしまったのです。

そんなことを懐かしく思い出しながら
毎朝、朝ドラを見ております。