私の人生の中で慢性骨髄性白血病が人生最大の病なのだろうと思っていた。
しかし、とんでもない病魔が知らず知らずのうちに体を蝕んでいることに私を始め周囲の人たちも気づかなかった、、、
今年1月、3日間の東京出張を終え新幹線で帰路についた。
この日は午後から寒気がしていたが各地で記録的な大雪が降り積もり気温も低い中で歩き回ったので少し疲れたかな?くらいの感覚でした。
新幹線内では、寒気が継続していたのですが直ぐに熟睡し、目的地到着まじかで今度は暑くて目が覚める。
もっていた体温計で熱を測ると38℃オーバー。とっさに思ったのは「コロナ感染」でした。
新幹線を降りた後、ドラックストアに駆け込みコロナ&インフルの抗原検査キットを購入し調べてみたのですが、どちらも陰性。
翌日、土曜日でしたが開いている町医者に事情を話しコロナ&インフルの検査を実施。結果はどちらも陰性。
慢性骨髄性白血病の主治医にも相談したのですがコロナが流行っていることや、大学病院までは自宅から150Kmあるため簡単に診察ができないなどの理由から、様々なアドバイスをいただき要観察となる。
その後6日間、39℃前後の高熱が続き、さすがにおかしいだろうと思い同じ町医者にて再検査。結果は同じくどちらも陰性。
その医者は、慢性骨髄性白血病が悪さしているのかも知れないので、、、と自信なさそう。。。
熱が出てから12日後、主治医のいる大学病院を受診。血液検査、CT検査を実施。
異常だったのは、血液検査でCRP(体内炎症)基準値上限0.14 が 1.75(mg/dL)
それでも要観察となり、高熱が続くようだったら実家近くの総合病院を紹介するので受診するようにと指示を受けた。
この日、病院の駐車場で右足首に違和感を覚える。
それから更に3日後。
熱は下がらず、右足甲が赤く腫れあがり歩行困難になったため紹介された実家近くの総合病院を受診することにしました。
大学病院と同じく、血液検査、CT検査を実施。
結果は、今すぐ命に係わるほどの状況ではないだろうとのことで要観察になる。
要は原因不明。
足の腫れも分からず仕舞い。整形外科を受診するよう勧められる。
後日、町の整形外科を受診しましたが、こちらでも分からないとのこと。
循環器内科を勧められる。
ここまでで、熱が出てから20日。
たらい回しで具合が悪いし、薬も効かない。どうしてよいのやら不安でいっぱいでした。
そして、運命の24日目。
右足が痛くて歩けなくなっていた私は父から送ってもらい大学病院へ。主治医の指示により下半身のMRI検査を実施。
結果は、右足に何らかの理由で塞栓ができていているとのことで他の臓器に悪影響が出ないように2週間ほど入院するようにと告げられビックリ仰天。
この時、主治医から病名を紙に書いてもらうと「右下腿動脈血栓、動脈炎、右下腿峰窩織炎」と書いてあった。
思いもよらぬ事態に、とりあえず高齢の父に説明し自宅に帰したり、読めない難しい字の病名を妻や会社に電話で説明しなければならず、あたふたしていると循環器内科の受診指示があった。
ここで、ここでようやく病魔の姿がはっきりする。
横になり心エコー検査をしている最中、循環器内科の先生の手が止まり、ため息を連発。
この日も寒い日で外は雪。
時刻は18時を回っていた。
自宅から病院までは150Km。
ご家族を今すぐ呼んでください。
テレビドラマではよく聞くセリフ、人生初めて言われた。