今月の始めに母宛に1通のお手紙が届いたそうです。
父が最期にお世話になった緩和ケア病棟からでした。
3ヶ月が経ちましたが…という内容と、
母は辛くてしんどいにも関わらずいつも笑顔を絶やさず父や看護師さんに接していた事
父はしんどくても弱音を一切はかず毎日素敵な笑顔で過ごしていた事等が書かれていました。

まさかお手紙が届くとは思っていなかったのでビックリしたけど嬉しかったと母は言っていました。


父は不安でいっぱいな毎日だったはずなのに本当にいつも通りで、しんどい、痛いは言っていましたが常に笑顔でした。
それどころか周りを気遣ってくれていました。

だからなのか私達も普段通りに接する事が出来ました。

父が入院していた病院の前を通ると懐かしいと同時に何とも言えない気持ちになります。
母もなるべく病院の前の道は通らないようにしている気がします。

お世話になった場所だけど
悲しい場所でもあるんですよね。

母もまだまだ寂しさに明け暮れていますが、少しずつ父のいない生活に慣れようと頑張っていました。

誰もが通る道ですがやはりいつまでも辛く寂しいものですね。