朝起きたらオシルシ発見。
カナのアドバイスをきいて、恵子ママに明日来てもらうことにする。オシルシ夕方も続く。
運動しようと思ったけど断念したくらい、一日中眠かった。
全身のムクミはピーク。
体重66.8kg。食べ過ぎてるつもりはない。
夜、達哉帰宅、焼うどんを作ってくれたので一緒に食べる。私のはちゃんと薄味で感激。
一緒にリビングにひいたお布団でテレビを見ながらウトウト寝てしまう。達哉がシャワーを浴びている間に12時半頃に破水。私もシャワーを浴びて、2人で荷物を準備し、達哉の運転で日赤へ。
念の為、マリーの水を3ヶ所へ設置。痛みのことは考えても仕方ないと思ったし、パニックにならないことがソフロロジーの基本だと信じていたから、落ち着いてた。
救急外来から車椅子に乗せられ、歩くこと禁止になり、そのまま入院へ!
分娩準備室で、陣痛が5分間隔になるのをひたすら待つのを開始。
分娩準備室は面会時間が通常の14~20時に限られるので、達哉は帰宅して睡眠。2013.08.13の明け方、4時くらいに達哉帰宅。マリーとパパ、リビングで寝る日々の開始。
2013.08.13.Tue
初めての病院食の朝食にテンションが上がる〓分娩準備室は貸切状態で快適。
次第に陣痛が強まる。睡眠はほとんどとらず。Amebaで芸能人の出産エピソードなどを読んで自分を鼓舞。途中で人が来て貸切ではなくなったものの、まだまだ快適。
眠らないまま、昼食も美味しくいただく。
午後にママと達哉到着。
顔を見てちょっと会話するも、相部屋だし、陣痛がいつ本格化するかわからなすぎるので、体力を温存してほしいため2人とも帰宅して待機をお願いする。
外に出たいが、出られないので、窓辺に車椅子で連れて行ってもらい、足湯とアロマのマッサージをしてくれた。足湯は陣痛を促進するそう。
夜中にかけて、ますます陣痛は強まる。汗ダクで陣痛の間隔を測ったり、少しずつ眠ったり。
20:00陣痛開始(後で知った)。
23:00分娩室へ移動。
子宮コウは3センチしか開いていない、まだまだこれから。
痛いし心細いが、まだ家族を呼ぶことは止められる。先が長く、ご主人には1番大変な肝心なところで妊婦を励ます役割をしてほしいから体力温存してほしいとのこと。
日付が変わる頃、頭痛が激しくなり、陣痛も激しくなり、達哉を呼ぶ。
達哉が到着する前に、血圧が170を超えた。
2013.08.14.Wed
午前1時から意識朦朧。
血圧を下げる点滴をする。
子宮口はまだ4センチ。
達哉到着。
陣痛が強まって子宮と腰が割れそうに痛いが、頭痛の方が痛い。頭が痛いと唸りつづける。
血圧の状態と、陣痛の状態、子宮口の状態=お産の進み具合によっては帝王切開、との話が出始める。
4時、子宮口確認。産道は柔らかくなっているものの、子宮口はまだ4センチしか開いていない。
10センチ開くのは夕方(10時間後くらい)になる可能性。
一方で、妊娠高血圧症。薬で血圧は130台にはなったが頭痛と吐き気が収まらない。
お産に耐えられるか分からない。
脳の血管に何か起きるかも。
既に妊娠高血圧症で脳の血管に何か起きているから頭痛が収まらないという可能性もある。
帝王切開を選択。
2013.08.14.05:16 Wed
帝王切開で出産。
ハスキーな産声に笑い、泣く。
達哉がずっと付いていてくれたので、恐怖は半減した。本当に本当に明るい達哉に心強かった。とても、支えられた。カンガルーケアしたら、不思議なにおいがした。
ピョロスの体は濡れてひんやりして、フニャフニャだった。
全てが不思議で、涙がでたけど、悲しいとか切ないとかじゃなく、不思議な涙だった。
ちゃんと息をしてくれてる。
ちゃんと足先まで指がそろってる。
髪の毛がある。
全てが不思議で、でも、現場は外科手術!って感じだったから、神秘的なようで現実的。とにかく不思議な感覚だった。安心した。
縫合が終わり、分娩室にいたらママ到着。
ピョロスは酸素室へ。ピョロスを見に写真を撮ったり、血圧とは…について語ったり元気にしていたが、
頭痛が収まらず、酷くなる。傷も痛む。鎮静剤を点滴。効果はあり。
朝11時、4人部屋へ移動。
意識が朦朧とする。お腹の痛み。
達哉は会社へ。恵子ママは面会可能な14時まで外で待機。
また痛み止めの点滴をするが、身体に合わなかったのか、パニックになる。
何度も眠りに落ちそうになるが、眠れず、ハッとしておきたり、
呼吸も苦しい。周囲の音は聞こえるが、受け答えが出来ない。
全身が寒気のように痙攣。でもものすごく暑い。息が苦しい。
何度もナースコールして苦しいと訴え、ママを呼んでいい許可が出る。個室に移動。助産師さんに「もしかして閉鎖空間が苦手ですか?ごめんなさい、気がつかなくて。」と気遣ってもらえる。
が、やはり外へは出られないので耐える。たまにウトウト。酸素チューブは着けたまま。
寝たまま、始めての授乳。
幸せ。幸せ。パニックも痛みもおさまる。幸せホルモンが出るんですよ、と教えてもらう。
カロナールという痛み止めはまったく効かない。ロキソプロフェンは効いた。
私のために、何度か授乳タイムを設けてくれた。幸せ。
まだ、本格的に母乳を飲んでいるわけじゃなく、ハムハムしているだけみたい。
幸せになり、落ち着いて、授乳中だけは眠くなって眠りに落ちる。
夜10時過ぎ、達哉が来てくれる。
夜中に何度も冷房を下げたり、
全身が痛くてナースコールしたり。寝返りも打てない。エアコンのボタンも押せない。足元のお布団を引き上げることも出来ない。
もう痛み止めの点滴は身体に合わないと思ったので、カロナールという痛み止めを服用するも効かない。授乳は幸せだが、その度に子宮が収縮して声が出るほどの痛み。でも耐えられる。幸せ。
あとは尿管カテーテルが外れれば…明日が待ち遠しい。
全身チェックでお腹を押されるのがまた叫ぶほど激痛。
2013.08.15 Thi
朝食をとり、ママが早めに来る。
達哉も部屋で朝食。やっと部屋の様子が目で確認できるほど意識がハッキリしてきた。昨日のことは傷みとパニックしか覚えてないことに気付く。
達哉が会社に行ってから、歩行訓練と、尿管カテーテル外し。
矢野さんが担当で本当に助かった。とても励まされた。
キズの傷みでびびってしまい、歩けない。時間かけてやっと立ち上がる。数歩歩き、カテーテルを外す。14時まで個室を使えるとのこと。カテーテル外した安心感と、歩行訓練の疲労からか、13時くらいにやっとぐっすり眠れた。
が、すぐに起こされて、一回目のトイレの練習と、肺のレントゲンを取りに1階へ。その後、4人部屋へ移動。
カテーテルが無いことが、本当に嬉しかった。
何度か身体のチェックを受けつつ、初めての本格的な授乳スタート。昨日までとは、ピョロスの本気度も、胸の痛みもレベルが違うけど、徐々に胸がはって母乳がで始める。
7時過ぎに達哉が来て、ママと共に帰宅。
夜になると母乳がどんどん出てきTシャツとピョロスのオクルミに着くほど!〓
最初は、その黄色い液体がピョロスのチッチと勘違いして無駄にオムツを替えた。あとでそれが、Tシャツも通り越して染みた母乳とわかり、感動する。
ママにオッパイパッドを持って来てもらうようお願いした。
夜中0時過ぎ授乳後、24時間もプープーが出ていないと相談者したら、綿棒にワセリンをつけて刺激して出させてくれて一安心。
夜中の授乳、助産師さんに助けてもらいながら、だんだん出来るようになる。まずは交差抱きから。
夜中、一時間半とか1時間とか3時間とかマチマチだけど、とにかく積極的に授乳した。まだ片方ずつ。時間も正確に記録して、充実感がある。
2013.08.16 Fri
ピョロスの体重はセオリーどおり減少していたけど、夜中に授乳を頑張ったので褒められる。
フットボール抱きを教わり、胸の張りを解消しながらの授乳を意識する。母乳はますますたくさん。
2時きっかりにママが来てくれる。アイスを持ってたのですこしもらった。抹茶のスーパーカップ、親子で好みがバッチリ一緒で笑える!昨夜は達哉とママで乾杯したらしい、楽しそうでよかった。
スイカを食べてみて、美味しく感じたけど、味がおかしいことに気づき焦る。結果問題なし。少しだけお通じあり、安心。
達哉が来られないと分かり、ワガママ爆発のメールをしてしまったら、達哉が仕事を抜けてきてくれて、涙をこらえた。めちゃくちゃ嬉しかった。達哉とママが帰ってから泣く。本当に嬉しかった。
今朝外したばかりの点滴をまた抗生剤をうつために付ける。血液検査の結果が良くなかったからとのこと。軽くショック。
2人が帰ってから、血圧が169に戻っていることが判明して、
この夜は「授乳間預かり」に。
血圧を下げる薬を飲む。またショック。でも、授乳間預かりの効果で、初めてマトモに2時間ずつくらい睡眠をとれた。
頭痛の原因が、血圧とはまた別に、背中に局所麻酔したことによることを知る。麻酔の針で髄膜内の水が出てしまったことで、立位だと頭痛がし、ヨコになると収まるという単純な現象がおきてる。
100人に1人くらいあることで、一週間でおさまるらしい。長ければ一ヶ月とも言われるが…
授乳間預かりのおかげで睡眠とれたが、夜中の授乳は三回だけと少なめだった。
2013.08.17 Sat
よく眠れたコトで、かなりの寝汗をかいた。抗生剤点滴を受け、朝食後、熱いタオルで全身を拭いてリフレッシュ。はりきりすぎて頭痛悪化、添寝しながらの授乳となる。始めての沿い乳、しあわせ。だけど、ちゃんと授乳できてない感。昼食を済ませて横になる。
達哉とママは、ブックオフカフェでデートしたとのこと。ママを幸せにしてくれる達哉に感謝すぎる。
寝ていたら2人が来院。幸せだけど頭痛が酷い。
4時過ぎにママ帰宅、達哉の車で。その直後にカコお見舞いに。とても楽しく癒される。その直後にアヤカ一家。アヤカきれいになってた!達哉と名前を真剣になやむ。
今夜は授乳間預かりもなく、
一緒に大人用ベッドで寝てみる。
寝れるし、安心感あるし幸せ。。


