8月1日。
あの夏の日から22年のときが経った。
『デジモンアドベンチャー』。
あの頃から今も変わらず。
この想いは変わらない。
いや。
むしろ進化し続けているよ。
彼らの冒険と共に。
この仕事をはじめてから、続けることの大切さ、みたいなものをね、切実に感じるんですよ。
その"続ける"っていうのは、勉強でも、習い事の類でも、何でも。
だけど、私は、勉強も習い事も、続かなかった。
だからこそ"好きであり続ける"ということ、その想いだけが、唯一だった。
デジモンも、その一つで。
勇気、愛情、友情、知識、純真、誠実、希望、光
たくさんのことを教えてもらった。
たくさんのものを授けてもらった。
彼らに出逢ってから今まで。
どれだけ人生を変えてもらったことか。
そうして想いを育んできた12年後。
この声のお仕事で初めてのレギュラー。
2本あったうちの1つが、デジモンシリーズ。
洲崎アイル。
パートナーデジモンは、オポッサモン。
まるで夢のようだった。
最終回には、歴代のデジモンシリーズの主人公とパートナーデジモンが登場して…
12年もの時を経て、こうして共演できるだなんて…
ほんとうに夢のようだった。
このとき、打ち上げの場で出逢ったのが、『デジモンアドベンチャー』のシリーズディレクターである角銅博之さん。
この出逢いが、後の未来、この作品でご一緒させて頂くことになろうとは、夢にも思わなかった。
PSP『デジモンアドベンチャー』
高石タケル。
パートナーデジモンは、パタモン。
無限大な夢のあとだよ、今。
子供の頃、デジモンに出逢ってから、この日までのことすべてに…
ありがとうございます。
良いこと、反対側のこと、すべてに感謝したくなった。
どれか一つでも違っていたら、此処にいなかったと思うから。
もちろん想うところもあって、だけど、タケルを任せてくださったこと、そして、これまでのすべてに、心から感謝と敬意を込めて演じさせて頂きました。
まだまだたくさんの方々に触れて頂きたい作品なので、是非、機会がありましたら、お手にとってみて下さい。
このゲームにはね、当時のテレビシリーズから「ぼくらのウォーゲーム」のシナリオに、追加エピソードまで詰まってるの。
だから、家のビデオを擦り切れるほど見直したよね。←
収録のとき、選ばれし子供たち全員で言うセリフがあって、そのきっかけとなる「せーのっ!」の声が、お兄ちゃん、ヤマトの声で。
泣いた。←
後日、現場で初めて風間さんにお会いできたときにね、少しだけ兄弟の話をしたよ。
へへへ。←
このあと、デジモンのご縁が続いて…
PSP『デジモンストーリーサイバースルゥース』
白峰ノキア。
パートナーデジモンは、アグモンとガブモン。
贅沢。パートナーデジモン。贅沢。←
オメガモンになったとき、ただの私だったもんね。←
このシリーズ、今後も『 デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー 』として、展開が続いていくようで…
まだまだ、冒険は、進化する。
終いに、大好きなデジモン、そのものになった
PSP『デジモンワールド-next0rder-』
クズハモン。
まだまだ、私も、進化する。(希望)←
せっかく途中まで真面目に書いてたのにな。
自らの発言に矢印を刺されずにはいられない。
すみません。←
最後にお馴染みの(←)選ばれし子供たちになりたかった、当時の私を晒して終わろうかと思います。
今でも覚えてる。
夏、東京タワーで催し物があったのよ。
そのとき撮った写真をテレホンカードにしてくれるんだけど、そのときの。
熱いぜ、東京タワー!!
デスメラモンはいなかったけどね。←