私は日本と中国のクォーターで。
中国生まれ、2歳から日本育ち。
血はほぼ中国。
カルチャーは日本。
アイデンティティはどちらでもない。
私、家族関係良くなかった。
理由は、学生時代に中国人だからって嫌がらせを受けたことがあり。
今より世間はもっと偏見強かったから。
それを理由に中国を切り捨てて、中国語を話せなくなった。
だから親と会話ができなくなった。
同時に、なんて親不孝なんだって罪悪感に押しつぶされ
布団の中で声を殺して泣いていた。
日本で攻撃されずに生きていくためには中国を切り捨てるしかなかった。
幼い私はそうやって身を守る事しか考えつかなかった。
このままではダメだと、勇気を出して中国に行ってみた。
カルチャーショックを受けた。
現地のみんなはとても優しかった。
タクシーの運転手は「日本とは歴史上色々あったけど、中国が困った時に助けてくれたよね」って。
カフェの店員さんは「デザイナーの仕事してるの?頑張ってね!」って。
近所のおじいちゃんは「雨降ってるんだから傘持って行きな!」
知り合った方は「明日時間ある?美味しいランチ連れてってあげる!」
地下鉄では「大荷物だね、どっから来たの?ここ座りな!」
飲食の店員さんは「どうだい、中華は美味しい?これも食べて行きな!」
とてもあったかい人ばかり。
人口が多い分、そうでない人もいるかもしれないが、
少なくとも私の周りはいなかった。
むしろ日本では、こんな気さくに話している情景を見ない。
それによって私の中に刻まれていた「中国の偏見」がなくなった。
誇りに思った。
そして同時に両親への感謝もとても感じた。
そして中国、両親と向き合う事に決めた。
中国語を勉強してついに、中国語で両親と話をした。
家でも外でも孤独だったこと。
言葉の通じない海外で生活、子供を育てることの大変さを理解したこと。
それでも毎日仕事を頑張ってて感謝していること。
愛してること。
人生で初めて父とハグをした。
人生で初めて母と会話でやり取りをした。
これからリスタートだ。
カラダもココロも軽い。
日本のみんなに伝えたい。
差別や偏見でズタボロになっている人がいること。
心無い一言で、一家が崩壊する破壊力があること。
そして中国って素敵なんだよってこと。
国境なんてないってこと。
自分と異なる=悪ではないってこと。
日本と中国の架け橋になるとココロに誓った。
Meg



