創作(101)
どんなに住み心地のいいに居たって鳥籠は所詮鳥籠なわけで
どんなに住み心地を良くしようとしても結局与えられるだけで
手を伸ばせば届きそうでどんなに頑張ったところで届かなくて
与えられてるのに自由が存在すらしない最早自由とは何か
貴方の好きなように生きなさい
本当にそれでいいの
それより貴方にはこれが向いているんじゃないの
貴方が結局選んだんでしょ
はて
好きなように生きるってなんだろう
いつからこんな鎖がついてたのかな
重苦しいし
邪魔だし
うわっ
絡まりやがった
当分は我慢なのかな
当分て
嫌いではない
しかし好きと胸張って言えるのか
そうではないだろうな
一部は例外
胸張って言えるよ
遠いけどね
嫌いなものは嫌い
女子的思考
だけど我慢はできます
いい子でしょ
だってそうしないと
うぅ重い鎖増えちゃう
さて
ここから出るって話
これはいわば箱入り娘状態
ではあるがそうではない現状
箱入りなわけないのだよ
昔から放置
仕方ない幼きものが優先される
今もそうだがね
小さいの好き
何であれ
だけどそれにすべて振り回されるのは好きでない
よそのものならね
例え少し血が繋がっていても振り回されるのは
もう疲れた
いや待てよ
血が繋がっているからこそのこれは嫉妬か
女々しいな
いいところは全て奪われる
下の子ってのはきっとそういう性質を持つのだろう
困ったものだ
しかもまぁあれだ
見てももらえないからな
どんなに頑張っても
もう慣れた
いいや慣れやしない
今もそう待ってる見てくれるのを
観賞用の鳥籠じゃない
物置の鳥籠
忘れ去られていくそのうちね
終焉
そんなかっこいいものあるのかな
先のことはわかりゃしない
早く飛び出したい
できるだけ遠くへ
温かい寝床がいいな
もうしばらくは鎖のベッドだけどね
(メ⊿ガ)ノ