このブログは、ギャンブル依存症当事者による、ギャンブル依存症の考察・回復ブログです。興味のある方は、ぜひフォローしてくださいね♪


 ギャンブル依存症のえいきです。


 このタイトルを見て、「依存症なんだから辞められないのは当たり前だろ!」という声が聞こえてきます。


 その通りです!!(終)


 というわけにはいかないのです。そんなのはとっくに知っています。これを「もう少し深堀りしてみませんか?」という提案なのです。


 まず、依存症の定義について確認していきましょう。厚生労働省によると、依存症とは

 特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。
 依存症とはやめたくてもやめられない状態に陥ることですが、その種類は大きく分けて2種類あります。「物質への依存」と「 プロセスへの依存」です。 
  「物質への依存」について: アルコールや薬物といった精神に依存する物質を原因とする依存症状のことを指します。 依存性のある物質の摂取を繰り返すことによって、以前と同じ量や回数では満足できなくなり、 次第に使う量や回数が増えていき、使い続けなければ気が済まなくなり、自分でもコントロールできなくなってしまいます(一部の物質依存では使う量が増えないこともあります)。 
  「プロセスへの依存」について 物質ではなく特定の行為や過程に必要以上に熱中し、のめりこんでしまう症状のことを指します。
 どちらにも共通していることは、繰り返す、より強い刺激を求める、やめようとしてもやめられない、 いつも頭から離れないなどの特徴がだんだんと出てくることです。

※ここで「辞めたくない人は依存症じゃない」は誤りです。自分や周囲に問題を生じさせているのであれば、それは”依存症”です。


 また、厚生労働省は、辞められない理由を「コントロール障害(自分の意思でやめられない病気)になってしまっているから」と規定しております。GA(ギャンブラーズ・アノニマス)においては、このようなギャンブル依存者を「強迫的ギャンブラー」と呼んでいます。


 それはほぼ正しいと思います。自分の理性を以てコントロールできたら、問題が生じる前にやめることができるのですから。病気だから辞められないのです。


 しかし、本ブログではもっと踏み込んだ上で、依存先から離れるための方策まで検討したいと思います。


 続きは、また明日以降のブログで。


〇厚生労働省 依存症についてもっと知りたい方へ