サワコの夜

サワコの夜

TBS系列で放送されていた「サワコの朝」や阿川佐和子さんとはまったく関係ない内容です。
猫や音楽の話が多い出戻りブログです。

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      ぎんちゃん              ちよちゃん

 

この2枚の写真、同じネコに見える??

写真の色調は俺の技量不足で合わせられなかった。アセアセ

左がぎんちゃん、右がちよちゃん。我が家のネコ様だ。

どちらもメインクーンっていう猫種なんだけど、それにしてもよく似ている。
女の子だけに少しだけちよちゃんのほうが優しい顔つきかな?

兄妹というわけじゃないんだよ。
親戚でもない。
血統表をチェックしたけど、共通の祖先は一匹もいなかった。


猫
ぎんちゃんが虹の橋を渡って半年過ぎた頃から妻はネットで子猫を探し始めた。
「そろそろぎんちゃんがこの世に転生してくる頃だから」

そんな訳ないだろうと思ったが、口には出さなかった。

信じることで救われるならそれも悪くはないだろう。

妻はぎんちゃんに酷似してることに強く拘った。

まず、猫種はメインクーン。
毛色はシルバータビー&ホワイト。
顔はハチワレ。
目はゴールド。
胸のエプロンがホワイト。

最低限これらの条件を満たした上で、顔が似てないと酷似しているとは言えないから難しい。探し出すのは不可能としか思えなかった。

まあそのうち諦めるだろうと思って傍観していた…が、3か月ほど粘って執念で1匹探し出してきた。

「ねえねえ見て、この子そっくりでしょ!」

俺はペットロスが酷くて、まだそんな前向きな気分にはなれなかった。
しかし、強引に写真を見せられた。
まあ多少は似ているかもしれないが、酷似というほど似てはいない。
微妙なレベルだ。

何よりも価格を聞いて驚いた。ぎんちゃんの3倍だ。

俺は競馬を40年以上やっている。
以前はいわゆる一口馬主もやっていた。
競走馬のセリも毎年のように見ている。

競走馬を見ると血統と馬体と性別で値踏みをする習慣が身に付いている。
だから子猫にも馬の評価方法を自然と当てはめてしまう。

妻が見つけた子猫はメス。
父も母もチャンピオン。
ペットショップでよく見かけるパターンだ。
『チャンピオン』なんて大層な称号だが、実質は「ノンタイトルよりマシか?」って程度?
競走馬に例えれば、父母共に1、2勝の下級条件馬って感じか?

一方、ぎんちゃんはオス。
父がクォードグランドチャンピオン。
母はノンタイトル(キャットショーに出していない)だが母の父はリージョナルウイナー。
競走馬に例えると、父はGⅠ馬。母は未出走だが母の父はGⅠ馬って感じ?

馬の評価方法で判断すると、どう考えてもぎんちゃんのほうが血統は良いし、オスだから値段は高いはずだ。

ネコと馬では評価方法が違うってのはまあ理解できる。

それにしても価格が3倍ってのはどういうことよ?
コロナ禍での巣ごもり需要でペット価格が高騰しているとのニュースを見たことがあったけど、これがそうなのか?
それとも、単にぎんちゃんが安すぎたのか?

いずれにしてもコスパが悪すぎる。笑

しかし、妻に言わせれば、ペットにコスパなどというものは存在しないらしい。
血統も関係ない。

重要なのは個体への執着心。
気に入ればブリーダーの言い値で手に入れる。
そういうモノらしい。

妻は、数日後にはブリーダーとメールのやり取りを始めていた。
そして「見るだけ見てくる」と言いながらキャリーケースを持って新幹線に乗り込み、岐阜のブリーダー宅を訪問。
札束と引き換えに子猫を連れて帰ってきた。
信じ難い行動力!と言うか、それって無謀だろう。

あれから2年の月日が流れ、ちよちゃん(愛称)と命名された子猫は、ぎんちゃんとよく似たネコへと成長した。

ただし、似ているのは外見だけで、性格はかなり違う。
とてもぎんちゃんの生まれ変わりとは思えない。
しかし、そんなことはもうどうでもいいことだ。

我が家にはちよちゃんって名前のちょっと我儘で乱暴なネコがいて、俺はそいつの世話をして暮らしている。
時々甘えて来ることもあるが、毎日生傷が絶えない。
それだけのことだ。
なっ、ちよちゃん。

これからも仲良くやろうぜ!大あくび