ちょっと今日は気分を変えて整腸剤について書こうと思う。
整腸剤といえば「ビオスリー」「ビオフェルミン」「ラックビー」の善玉菌がよく知られてると思う。
この中で乳酸菌の「ビオフェルミン」とビフィズス菌の「ラックビー」は胃酸その他の物質に弱く、
腸まで届きにくいと言われている。勿論多少届くので効果はちゃんとある。
特に"抗生物質"は、悪い菌を殺すために用いられるが、良い菌まで殺す諸刃の剣であり、
下痢を起こすことがよくある。
そして、普通のビオフェルミンやラックビーは、抗生物質投与の時ほぼ無効になってしまう。
そこで登場耐性乳酸菌。
「ビオフェルミンＲ」「ラックビーＲ」がそれである。
Ｒの意味は"Resistance"直訳すると"抵抗"である。
抗生物質に対して耐性を持ち抵抗して居座る乳酸菌ということだ。
※ちなみにラックビーはビフィズス菌だが、Ｒがつくと耐性乳酸菌である。
この乳酸菌Ｒ錠やＲ散は、抗生物質投与の時、下痢を防ぐ時だけ登場するのである。
余談であるが、私は普段デフォルトの状態でもお腹の調子が悪いほうであるが、
大腸菌に強い抗菌力を持つセフェム系抗生物質とビオフェルミンＲ錠を服用したら、
下痢も治り、かと言って便秘に傾くこともなく良い調子になった。
私のお腹の中では悪さをする大腸菌が死に乳酸菌が残った状態だったのだろう。
「ビオスリー」やその他整腸剤・胃腸薬については後日書きます。
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