乳癌の抗がん剤治療で準備する事

乳癌の抗がん剤治療で準備する事

乳癌は今はほとんど治ると聞きましたが、実際に宣告されてみればいろいろ不安です。抗がん剤治療にどんな準備が必要かまとめてみました。

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■乳がん手術の入院は10日~2週間前後です。

昔は1か月程の入院が必要でしたが今はそれほど長くの入院は必要あありません。
ただ、乳癌の手術が決まったからといっていきなり明日から入院という事はなく、病院のベッド数の調整やあなたのスケジュールとあわせて調整することになります。
その間に必要な準備をしておきましょう。

●体調をコントロールしましょう。

乳癌の場合特に食事制限等もないのですが、やはり体力、免疫力というものが抗がん剤治療からの回復に大きく影響してきます。特別な事をする必要はありませんが、体調を崩してしまえば手術のスケジュールもどんどん先延ばしになっていしまいます。
睡眠と規則正しい食生活を心掛け、家事やお仕事の量も上司や家族に相談しておくという事も必要かもしれません。


●怪我は絶対しないようにしましょう。
怪我をしては免疫力が下がってしまいます。乳癌の術後はリンパの免疫力や血液の流れも低下します。唯でさえむくみなどの違和感もあるなか怪我をしていたら大変です。

●薬の服用
担当のお医者様から必ず確認されるとは思いますが、普段から服用している薬などがありましたら必ず申告してください。


●用意する持ち物
最大2週間の入院となると様々な身の回りの物が必要になってきます。
女性はとくにそうです。
病院によって違いますが私が用意したものをまとめておきます。

・パジャマ
・カーディガン
・靴下
・スリッパ
・マグカップ
・箸&スプーン
・入院申込書
・健康保険証(老人医療受給証)
・診察カード
・印鑑
・小銭(ウィッグの営業マン等も来ますので大金はもちあるかない)
・筆記用具
・テレフォンカード
・歯ブラシ&歯磨き剤
・くし
・化粧水
・せっけん
・洗髪剤
・バスタオル(3~4枚)
・フェイスタオル(3~4枚)
・胸帯、マスク(病院の売店で販売)
・下着
・ティッシュペーパー(箱)
・ウェットティッシュ
・ビニール袋 数枚(ゴミ用)

●入院当日の事

それぞれ担当から説明があります。

①主治医から入院中の治療についての説明
②麻酔医から説明
③執刀医から説明

専門用語は良くわからないと思いますし、いろいろな事が一日におこりますから大変です。
でも、大切な日なのでメモを用意してしっかりと聞いておきましょう。