超音波診断について | 理学療法士~physical therapist~HIROのブログ

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日々臨床現場に立ち、大学院で研究活動に励む理学療法士(physical therapist)が関節外科やスポーツ医学、リハビリテーションについて最新の技術や報告などを紹介していきます。このBlogからソーシャルネットワークが広がれば良いなと思っています。

『超音波診断』もしくは『エコー検査』といって思い出すのは産婦人科のエコー検査だとおもいます。または消化器などの内科領域においても皆さんは馴染みがあるのではないでしょうか??


しかし!!!!!

近年では整形外科領域において大変に活用されております。超音波というとMRIと同じような画像でありますがその特徴は大幅に相違点があります。それは以下の通りです。


①MRIと違い関節や画像を描出するプローブを動かしながら画像診断が出来る。簡単に言うと『動的検査』が出来るということです。MRIはちょっと動いただけで画像がぼやけてしまいます。この特徴により関節を動かしながら検査することが出来るため、より詳細な病態および病巣の確認ができます。


②診察などをした時に検査が出来るため、理学所見と画像所見のタイムラグがなくリアルタイムで画像診断が出来る。MRIは撮影が1ヶ月先なんてことはザラにあることです。


③MRIと比べて安価。確かMRIは3割負担で5,000~6,000円くらいでしょうか。。。超音波だと3割負担で1,000円強です。


ポータブルタイプの超音波もありMRIと比べて機動力がある。この事実は何を意味するか。。。スポーツ現場において診断ならびに障害が起こる前の検診が可能となる。実際に秋田県や徳島県では野球少年たちに対してグランドで超音波を使用して大規模なメディカルチェックが行われています。


以上が挙げられます。


今日『超音波』を挙げたというのは。。。先日整形外科超音波のハンズオンセミナーに行ってまいりました。そこでは肩の第一人者であられる皆川洋至先生に直接指導を受けました。


次回は実際の超音波画像をご紹介いたします!!



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