従来の血流計では測定することが出来なかった生体組織の微小な血流変化を、無侵襲で簡単に計測することが出来るレーザー血流計を開発した。
光エレクトロニクスの技術を基盤として、半導体レーザー発振の不安定さを独自の発振制御技術(LDスタビライザーシステム)により解消し、He-Neレーザー血流計と同等の安定したレーザー光の発振を可能とすることが出来た。
組織血流に関して、研究から臨床まで幅広く利用されている。
又、製薬や化粧品では、微小循環の測定用として広く用いられており、繊維や家電、建設や自動車メーカーでは、環境生理等快適度研究のパラメーターとして活用されている。

この小型低周波治療器の導子は、ミネアポリスにあるミネソタ大学の准教授アラン・ヒー・ハイムスとの共同開発だった。
ところで、心電図を取る時、高分子材料の電極を使うのが今や常識だが、一昔前(昭和30年頃)は、皮膚にクリームを塗って、タコの吸い口のようなお椀形の端子を使っていた。
これでは正確な心電図は測れない。
筋電図が入ってしまうからである。
そこで、アラン・ヒー・ハイムスが心臓外科医だったこともあって、この素材を心電図に応用することを考えた。
この結果、正確な心電図を取るための電極に、世界で初めて高分子材料が用いられるようになった。
この最初の心電図用電極は、カラヤガムを素材としていたが、石油製品の高分子材料がとって代わった。
今日の心電図が、全世界殆どで、高分子材料の電極を用いているが、これは、私共の研究開発グループの研究成果を基にしたものである。

神経痛や筋肉痛を治す、あるいは、麻痺した手足の治療を行うなどの効果のある小型低周波治療器というのをご存知だろうか。
これが電池で動く。
小さな6Vの電池で、人間の体(筋肉など)を自由に動かすことが出来る。
このパワーが当時は人々を驚かせた。
この発明は、国内だけで1,000万台以上売れたヒット商品となった。
今日、多くの模倣品が世界で発売されている。
またその後、単に低周波ではなく、これも電池だが、体の内部を動かす干渉波治療器も開発した。
ところで、これらがヒットした裏には、小型で巨大なパワーが出る治療器という理由以外に、もう一つの理由があった。
肌と低周波治療器とを繋ぐ、電気刺激を送り込む導子(コンタクト)である。
この導子は、従来は布に水をつけて、これをバンドで止めたものを使っていた。
そこで、これを改良した。
高分子材料を使って水を使わずに電気を通し、肌に簡単に貼り付き、簡単に剥がせ、肌に貼り付けた跡が全く残らない、というものを開発した。
これがヒットの理由の一つである。

横田めぐみさんの偽骨事件は、あまりにも有名だが、誰がどのように、北朝鮮から横田めぐみさんの骨として送られて来たものを偽物だと暴いたか、ご存知だろうか。
暴いたのは、国からの頼まれた帝京大学のある教授(名は伏せるよう言われいる)である。
ではその時、横田めぐみさんの骨を偽骨と暴いた機器は何か。
横田めぐみさんの骨と称した偽骨は、火葬され、本来はDNAなど残っていないと言われていたが、その骨の内側にわずかに残っていたミトコンドリアに着目したのが、先の教授だった。
このミトコンドリアのDNAを分析したのが、我が研究所が開発した電気泳動装置『ミューピッド』である。
この分析のお陰で、横田めぐみさんの骨が偽骨であることが判明した。
ミューピッドは、日本のバイオ研究機関で使っていないところはない。
勿論、世界のブランドにもなっている。
閑話休題
北朝鮮の国家主席 金正日(キム・ジョンイル)が、何の罪もないうら若い横田めぐみさんを拉致した指揮官だったという。
突然に拉致され、結果として、本来の人生を失うという理不尽な報酬を受け取った。
この悲劇は母親の横田早紀江さん、父親の横田慈さんをも、突然、奈落の底に陥れた。
彼らは一生をこの不幸な事件に捧げている。
一方、金正日は、何の罪も受けず、北朝鮮に君臨し、その王朝を、今度は金正雲(キム・ジョンウン)に引き継ぐという。
全世界はこの不当について、無関心か、犬の遠吠えをしているだけである。