映像制作会社シェイクのブログ

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苦悩とは、人によって違うもの。

そして人によって違うからこそ、

他人にはわからないものなのです。


あなたの苦悩を僕は多分理解できない。

僕の苦労を多分あなたは理解できない。


自分が分からないことには口を挟むべきではない

そして協力できる部分は惜しみなく協力しよう

何がその人を苦悩から救うことになるか分からないからだ。


自分が分かっていないことに気付かず、

他人の苦悩に対して分かったように点数をつける人がいる。

他人の悩みを聞いて、分かったように

「忘れなよ」「たいしたことはないだろう」

これは本当に愚かなことだし、思い上がりだと思っている。

そうではないだろうよ。

持てる者は持たざるものの苦労は分からない。

同時に持たざる者は、持てる者の苦労は分からない。

苦悩とは孤独なもの。

誰にもわからない。


「あなたの悩みなんて分かるわけが無かろう」と、

放っておいてもいけない。

わからないから全力で手助けをするのが本当だろう。

わからないから、どれだけ辛いか知らないから、

だから全力で手助けをするべきだ。

これができていたら、世の中のほとんどの不幸はなくなるだろう。


昨日、医者の先生が僕のオフィスを訪ねてきた。

編集を知りたいという。

編集というものは、本当に難しいもので、

そうそう簡単には理解できない領域の作業だ。

それ自身がもう本当の芸術と言ってもいい。


しかし、それを言っても始まらない。

本人が納得するところまで教えればいいのだと思う。

本人が「もう十分」と思うところまでシッカリ教えてあげれば、

それで本人の悩みや、感じている不便を解消できる。


編集をプロの映像マンとしてやるなら、最低5年はかかる。

しかし、論文を書面ではなく、映像でプレゼンしたいというだけなら、

基本さえできればいいのは多分確か。

しかし、どこまで学べばいいかを、僕が決めるわけにはいかない

なぜなら表現能力としての映像を手にしていない人が

一体どのくらいもどかしい思いをしているのか、

映像マンの僕には分からないからだ。

だから、聞かれたことは時間をキチンととって

可能な限り説明する姿勢を整えていた。

それが自分にできる最良のことだと信じるからだ。


僕はどこまでも、自分の持っているものなら与える。

それが一番いい方法だと思っているからだ。


人の苦労や苦悩を簡単に片付けてしまってはいけない。

周囲をよく見てみよう。

悩んでいる人はいないだろうか?


あなたも何かのプロ。

何かを与えられるはず。


与えられるのに与えない。そんな無粋な事はしていないだろうか?

あなたが本当のプロなら、与えたところであなたの立場が

危うくなることはないだろう。


なぜなら、あなたがプロなら、

あなたの技能は「小手先」ではないからだ

小手先の部分など、与えてしまおうではありませんか。


小手先を与えて危うくなるなら、

あなたは「小手先で食ってた」だけということ

プロとしての勉強が足りなかったということ。

プロの仕事とはそういうものです。


コンピュータが得意なら、

コンピュータの扱いをキチンと教えてあげましょう。

営業が得意なら、営業のコツを教えてあげましょう。

カメラが得意なら教えてあげましょう。

楽器が得意なら教えてあげましょう。


僕は心底映像を愛しています。

こんなに楽しいことをみんながやらないなんて信じられない。

だから、映像を教えることはいつでもウェルカム。


良く考えて。あなたはプロですよね。

小手先では通用しない世界の人ではありませんか。

ちょっとくらい教えても、減りはしません。


遠慮せず、与えてしまいましょう。