年末に書店で見つけてふと手にとった本。
著者の大森 剛氏は、慶応大学からドラフト1位で巨人に入団。引退後はスカウトに転向し、あの坂本勇人選手をスカウトしたことでも有名な方です。
プロ野球界とインターネット業界と業界は違えど、私自身もスカウトを中心とした中途採用をしている立場なため、このプロ野球のスカウトという仕事で、高い成果を出すための視点には興味があり、読み進めました。
読売巨人軍は常に1位を目指すチームをつくるために、トレードやFAでの「補強」と、ドラフトなどからの選手の「育成」の2つのバランスを大事にしているとのこと。
将来の有望選手をスカウトするという点では、
・第一印象を大事にする
・すべての能力を数値化する
・雰囲気がいい選手をとる
といった3点が特に興味深いところでした。こういったスカウトする視点は、今後の中途採用にも活かしていけそうです。
若い力を伸ばす読売巨人軍の補強と育成力 1,404円 Amazon |
ちなみに、この本は良書ですが、あくまでも僕はタイガースファンなので、これからもプロ野球はタイガースを応援したいと思っています(笑)