それは今さっき妻が買い物メモにピーマンを追加してくれというので書いている時に起こった。
妻「ちょっと待って。「ヒ」っていまどうやって書いた?もう一度書いてみて」
私「こうだよ(「化」の右側のように一画目を右から左に書く)」
妻「カタカナのヒは左から右。漢字の「花」の右側とは違うんだよ。小学生でも知ってるわ」
私「どっちでもいいでしょ。そもそも書き順なんてあやふやなもので1958年に文部省が勝手に云々」
妻「なんでもいいから。とにかく子どもたちに悪い影響があるからきちんと練習して覚えて。そんなんだからあなたは(略」
いつも通り妻は強気かつ理路整然と私を捲し立てると1階の自室に去って行った。
やれやれ。月末締切の論文が2本あって2週間後には学会発表も迫ってヒイヒイ言ってるのにカタカナの「ヒ」の練習すんのかよ。紙とボールペンをテーブルに出して練習しようとしたが、いや待てよ。本当に正しいのかその書き方。ということで調べてみた。
カタカナの「ヒ」の字源は漢字の「比」。このことからすると漢字と同じ右からで良いのになぜ左からなんだ。
そして新潟県の小学校教諭が調査した「教科書による書き順の相違」という以下のデータを見つけた。
カタカナの「ヒ」の一画目
左からとする教科書:22冊
右からとする教科書:5冊
明記していない教科書:31冊
なんとデータをとった平成4年までは書き順が統一されていなかったが、平成17年以降の教科書は「ヒ」の一画目を左からに統一していったらしい。
ということは私が教育を受けた時には統一されていなかったんじゃないか。
ちなみに現在も硬筆では左から、習字では右からで教えるらしい。当時の文部省め!
ということで結論は、夫婦円満のために「ヒ」の一画目は左から書こう。
今から練習します
