はじめまして。これまでAmebaブログでは、難病の方のブログを読む専門(?)で、コメントを書くことはあっても自分の記事を投稿したことはありませんでした。医療に携わる仕事をしているものの、実は医学の勉強にはあまり熱心に取り組んでこなかったタイプです。そんな私ですが、本日初めてブログを書いてみようと思い立ちました。
きっかけは、神奈川県伊勢原市にあるレナテックさんという研究開発型ベンチャー企業のブログ(2025年3月5日付)を偶然見つけたことです。こちらがそのブログです:
レナテック社長ブログ(2025年3月5日付)
レナテックさんは「メタロ・バランス検査」(以下MB検査)という、血液中の微量元素のバランスからがんリスクや軽度認知障害(MCI)リスクを判定する画期的な検査方法を提供されているそうです。費用的にも身体的にも負担が少なく、高い精度が期待できるとのことで、がんの早期発見や「もっと早く気づいていれば…」という後悔を減らす取り組みを進めていらっしゃると知り、強く感銘を受けました。
さらに今回のブログで特に興味深かったのが、不妊に悩むカップルに関する研究の話題でした。筑波大学附属病院泌尿器科の先生方との共同研究で、男性の「精液中の微量元素」と「血中の微量元素」との比率から、自然妊娠に至るまでの期間を予測できるかもしれないという内容の論文がアクセプトされたそうです。私は英語が苦手なので機械翻訳で読みましたが、少しでも原文を確認してみたい方はこちらのURLをどうぞ:
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/rmb2.12584
論文の要約によると、精液中の精子の数に関わらず、微量元素のバランスによって妊娠に至る期間が左右される可能性があるとのこと。こうした分野の研究が進むと、「自分には生殖機能に不安があるけれどどうすれば…」といった方々にとって新たな希望が生まれるのではないかと感じます。私自身、非常に近い立場で思うところがあり、こうした話題には特に関心を持たずにはいられませんでした。
男性側の問題が理由で子どもを授かりにくいカップルがもし減れば、ひいては少子化の解決にも貢献できるのでは、と期待を抱いてしまいます。もちろん医学はそんなに簡単なものではないし、体や環境、タイミングなどさまざまな要因が絡むことは承知しています。それでも、多くの方の“気づかないうちにあるかもしれない原因”を見つけ、より早く対処できる道が開かれていくのは素敵なことだと思います。
今後もレナテックさんのMB検査のように、「負担が軽く」「精度が高い」検査がもっと世の中に普及して、多くの後悔や苦しみが減っていくことを願っています。私も一医療従事者として、そして同じように悩みを抱える一人として、こうした研究の進歩を見守り、可能なかぎり応援していきたいと思います。
初めてのブログ投稿、最後まで読んでくださりありがとうございました。今後も面白そうな情報があれば、私なりの素朴な視点から共有していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。