今日は、一緒に韓国語の自主勉してる方々と昼ごはんたべた。

ウチの大学って、学食だけでなく「食堂」もってたんですよ!

高ぇビル。東京ドームがちょい見え。

そんなところでランチ!ひー!!ええんじゃろか。

 

初めて会う人々もいて、色々話した。

なんかよく分からないけど盛り上がってた。

みんな勉強好きなんだなぁと思った。

院生とか院生目指してる人々と触れ合う機会が多いので、

なんとなくいつも思うのだが、

わたしの中では院生=変態という図式が定着しつつある。

今日もそれが証明された。

 

帰りのエレベーターの中に筑紫哲也がいた。

シブかった。

「給食っていうのもね、利権化してますからね、……」

みたいなことを言っていた。

エレベーター出たあと光の速さでモノマネ。

 

で、補講に出て、マイコさんと話す。

マイコさんに「好きよ。」と告白する。

わたしはこの人となら、サラダ記念日な関係になってもいいんです。

 

トムにもらった本。誕生日に坂手洋二の本をたくさんもらった。

それから毎日読んでいる。

 

坂手 洋二

だるまさんがころんだ―Danger!! mines!!

 

……私、泣いていますか。今私、泣いているはずなんです。(P145より)

 

地雷についての戯曲で、これは、地雷で体のほとんどを飛ばされた女の人の体が、

サイボーグのようになってしまって、どこからどこまでが自分なのかも分からず、

感情が皮膚を伝わって表に出せないシーンでの言葉。

 

だから、自分がどんな表情をしているのかさえ、誰かに確認しないと分からない。

泣いているのに、涙が出てこない。涙が皮膚をつたう感覚も失われている。

地雷のために。

 

面白い場面がたくさんあるのだが、あげるとキリがないし、

全てが関係・連続して書かれているので、載せたいのは、ぜんぶ。

地雷商人の口上とかね、組長のくだりとかね、超面白いよ。

 

あとがきで書かれていたことが、胸につまった。

 

人間が別な人間を殺す行為を、「戦争」「テロ」と使い分ける「虚偽の正義」の価値観も、

「正しい戦争」があるとして、多くの人間を「殺し、殺される」ことに追いつめる盲信も、私

は許すことができない。

(中略)

ただ、人間は決して一人では生きられないこと、コミュニケーションには他者への敬意が

必要だということを、「生きている他者」を必要とする表現である「演劇」に携わる者こそ認

識すべきである。私はそう信じるし、そのように言い続けてゆきたいと思っている。(P169・171より)