こんばんは。オレンジめだかです。
中国歴史ドラマの 天龍八部 (新版)
2か月かけて、全54話 視聴しました。
とっても おもしろかったです。
日本語学校の 中国人留学生たちは、
もう とっくに見て内容を知っていました。
1時間目の前などに、
ドラマの感想を日本語で言い合ったり、
ドラマで覚えた中国語の正しい発音や文字を
教えてもらったりもして、楽しかったです。
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義兄の遼皇帝と義弟の蕭峯の会話、、、第54話より
遼皇帝:皇帝に即位してから、遼の民を思わぬ日はない。
戦を起こすのも 民を思えばこそだ
蕭峯:それは間違っています。
戦場の兵士たちは、誰も戦など望んではいません。
やむを得ず 武器を取り、戦って死んでいく
大勢の民が、親や子を失い身内と離散する苦しみを味わう
遼皇帝:わしは遼による天下統一を成し遂げる
蕭峯:天下は誰のものだと? 幾多の民のものです。
平和に暮らせる世こそが、民の望む天下です。
どうか兵を 退いてください。
そして、金輪際、宋を攻めぬと お約束を
遼皇帝:蕭峯、わしを脅すのか? もし拒否したら?
蕭峯:俺も陛下と共に 命を捨てる覚悟です。
遼皇帝:蕭峯、何をする気だ?
蕭峯:兄上、天下の民のため どうか お聞き届けください。
・・・蕭峯が 何回も叩頭、額から血を流し、さらに叩頭する・・・
遼皇帝:蕭峯、さすがは朕の義弟だ。
わしの命と両国の和平を引き換えにせよと申すか
よかろう 承知してやる
皇帝陛下 万歳 万歳 万歳 万歳 万歳 万歳
遼皇帝:朕より命ずる。
全軍 撤退せよ。 南征は取りやめだ。
今後、朕の命あるうちは、
遼兵は、一兵卒たりとも国境を越えるな!
背いたものは、 こうしてくれる
・・・剣を 膝で折る・・・
皇帝陛下 万歳 万々歳
遼皇帝:この時をもって 蕭峯は、我らの仇敵となった
遼の領内に入ったら、容赦するな
全軍 撤退
皇帝陛下 万歳 万々歳
蕭峯: 兄上、心より感謝いたします
遼皇帝:蕭峯、宋の功臣は、遼では逆賊となる
宋に戻れば、高位として迎えられるだろう
だが、言っておく
おぬしの祖国である遼に、弓を引くでないぞ
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遼の皇帝と 宋で育った蕭峯の会話が、
すごく、まとも
すごくいいです
戦争を回避するという
中国ドラマのこの部分には 大賛成です。
この2か月間、私が 最終話を見終わるまで、
学生たちは、先のあらすじを言わないでくれました。
最後の最後は、ホント びっくりしました。
私も、それは 言わないでおきましょう。
再见!