模範になるのは果たしていいことなのか 学生時代に模範な生徒であったりすると、それだけで成績も抜群に良く周りからも一目置かれる存在になり、いいことずくめなのは間違いない。特に思春期の時期に周りから認められる経験はプラスに働くこと以外ないだろう。だが大人になり社会人の仲間入りをしてからも"模範"の状態でいると不都合が生じるのではないか。



ではどういった不都合か?

その前にそもそもまず"模範でいること"はどのようなことか?

思うに、"模範"とは読んで字の如く他人の参考になるような人物という意味もあるが、それだけでなく、「必要とされる人」という意味もあるのではないか。と私なんかは思うのである。



つまり、社会的に"模範"な人、言い換えると、社会で必要とされる人は、自社のためにせっかせっかと労を惜しまず働く人なのである。



そして、"模範"な社会人が労を惜しまずに働いていると、自分の核や信念がどこにあるのか、自分自身がどういう信念で、どういう会社理念に共感して、どういう結果を求めてやっているのか、全く見えてこなくなる危険性がある。悪い言い方をすれば、ただ会社のいいようにこき使われてるだけなのである。



ここで私からの結論を提示したいのだが、それは、"模範"なんかなろうとしてもいいことはない、ということである。

自分のアイデンティティや核となるもの、信念などに従って生きていくことの方が大事なのである。

見つかっていない人はそれを見つける努力に注力すべきなのである。