学生の頃に登山をやっていて、そのころからもう30年近くたっている。しかし、人生の中でようやく登山をする時間ができはじめ、ようやく登り始めたのが4年前。
毎年、テーマを決めながら北アルプスに入っている。
1.槍~穂高縦走:体力不足・天候不良のため撤退
2.表銀座縦走:友人を引き連れてだったので、初心者コースこれは完遂
3.槍~穂高縦走:ようやく完遂
4.裏銀座縦走:ブナ立て尾根からだったが、天候不良のため、途中撤退
5.今年が後立山連峰縦走の計画だった。
このコースは白馬~鹿島槍~爺ヶ岳の計画で、30年前に学生として参加、途中天候不良で撤退したコースだ。今回、このコースをもう一度、という意図で実行した。単独で。
1.白馬大雪渓
この部分の苦しさは計算に入っていたが、そのあとの急登りで、完全に体力を奪われる。
当日は白馬尻にて天幕
2.白馬岳
翌日、好天にも恵まれたが、体力は限界、休憩するとガクッと気を失うような感覚に襲われる。
なんとか天狗山荘までたどり着く。天幕。翌日の不帰キレットにそなえる。
3.不帰キレット通過
途中で、なんどもくじけそうになった。言い訳だが、やはり小屋どまりで軽量化した方がいいのはその通りだが、どうしても、天幕にこだわってしまう。でも、そうすると、縦走が難しくなる。年齢による、体力、特に筋力の低下が嘆かわしい。
なんとか、不帰キレットは通過した。30年前は、今よりもっと重い荷をかついで踊るように通過した記憶があったが、今は、ギリギリ通過。
しかし、翌日も八峰キレットが控えている。それを考え、気持が切れてしまった。
と、同時に毎年考える、「いつまで天幕の縦走ができるのだろうか?」というテーマ。
年によって、「まだできる」「いや、もう無理か」「いや、コースを選べばいける。けど、楽なコースはいやだ」
などと、めぐりめぐっている。今年は「いや、もう無理か」という感覚をもって、すっかり凹んで下山した。
下山しても、気持は凹んだまま。せっかくの休暇も台無しなのだが、毎年毎年「自分がどこまでできるか?」と限界を確認しに山登りをしているようなもの。そういった意味では、自分の現状が痛いほどわかってしまった、そんな山登りになった。
ま、来年はもう少し楽しい山登りになるといいな。



