Are you ready gays? Let's party!! -2ページ目

Are you ready gays? Let's party!!

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※夢小説です。裏でも腐向けでもありませんが、苦手な方はご遠慮下さい

※キャラ崩壊あります




「悪いけど、あたし、あなたのことそういう風に見てないから。」

こうして、僕はある日、恋に敗れた。



「おい、黒子!!はやく部活いこーぜ!」
「待ってください、火神君」

あれから数日。僕はこれまでと同じような日々を送っていた。
もちろん、あのことは忘れてない。
心の奥に大きな傷となっていて、それを触れないようにしているような感じだ。

きっかけなど、なかったのだろう。
ただ、傷が知らぬまに広がっていたようで。

この僕は、意識を失った。




火神side

「黒子?どうした、下向いて。なんか落ちてんのか?」
「うっせぇよお前。黙れよ」
「!?!?」

いきなり下を向いたかと思ったら声をかけた瞬間に黒子が豹変した。
いつもの敬語もぬけてるし、俺のことをお前呼ばわりだし。

冗談か?
いや、黒子はそういうのが苦手なはずだ。


「く、ろこ…?」
「んだよ?つーかてめぇ誰だ」

俺のことを忘れてる…?

「黒子、冗談だよな?」
「なにが?どこに冗談つく要素があるんだよ?」

もう、俺の手にはおえねぇ。

そう判断した俺はギャーギャー騒ぐ黒子を引きずって先輩達の元へ連れていった。


先輩達はこうなってしまった黒子を見るとやはり信じられないという顔をしていた。

「黒子、どうしたんだよ!?」
「あ?なんなんだよさっきから。
あんたら誰だっつーの。なんで俺の名前知ってんの?」

みんな愕然としている。
そんな中。

「人格障害、かもしれないわね」

カントクが呟いた。

「人格障害?」
「そう。たぶん、なんかのショックでこうなったと思うんだけど」

私もよくわからないけど。
とカントクは言う。そして、今日のところは黒子を帰らせ、俺は黒子を送るように言われた。

俺は黒子を送ってから学校へ戻り、部活を少しやってから帰った。

明日には、黒子がもとにもどっていてくれることを願いながらこの日は眠った。


次の日、黒子は昨日のようではなくなっていた。

ただし、それは俺の望んだ通りではなく。

黒子はまた違ったキャラになっていたのだ。

「かーがみっちー!おはようッス!」
「え?黒子?」

まるで黄瀬。


しかし、それだけでは終わらなかった。


その次の日には
「おい火神、1on1しよーぜ?まあ、俺は負けねーけどな!俺に勝てるのは俺だけだからな!」
「…青峰か」

もちろん、コテンパンにしてやったが。



さらに
「おはよう火神。今日のおは朝は見たか?
人事を尽くすのだよ」
「緑間?」

黒子はラッキーアイテムだといううさ耳をつけていたが、笑えなかった。


そのまた次の日は
「おかしちょーだい」
「何処ぞの巨人か」



そして
「スミマセンっ!スミマセンスミマセンスミマセンっ」
「あ、いや…なんかごめん」


その次は
「やっほー火神♪なーなーチャリアで来たんだけどさぁ、じゃんけんして負けた方が漕いで帰らねぇ?」
「いや…」



さらに次の日
「おー火神やないか、おはようさん」
「お、おはようございます」



極めつけには
「頭が高いぞ」
「」
もう、なんも言わねぇ。



それからというもの、黒子は日替わりでその10のキャラに変わっていった。

俺はできるだけ黒子と行動を共にし、コイツのこの変化を周りに知られないようにした。
キャラが変わっても黒子の影の薄さは変わらなかったから、それは難しくなかった。

コイツが完全に元に戻ってから、居場所がなくならないために。