時々妻の書いていたブログを読み返します。


時々です。


楽しかった事、嬉しかった事、彼女の言葉で沢山綴ってあるけど同時に悲しい心境、辛い治療の事も沢山書いてあり読むとやっぱり辛くなる。


なかなか普段の会話の中では話せないような事や同じ境遇の方でないと分かり合えない事などブログに書く事で助けられていたと思います。


僕も書いてみて分かりました。ここでないと吐き出せない想い、言葉があるという事。


ブログを通して出逢えた「お仲間さん」の存在に妻は沢山助けられていた事もコメントなどを読ませて貰うとよく分かる。


そこには紛れもない妻の本心があり、皆さんの優しさがあった。



以前妻に「アメトピ」の事を聞いた事がある。


僕はその時ブログを書いた事がなかったので意味がよく分からなかったけど(今もよくわかりません)どうやらそれに掲載されると沢山の人に見てもらえる的な事は聞いた事がありました。


妻のブログがそれに掲載されたかは分かりませんが、先日書いた僕のブログが掲載されてびっくりする程アクセス数が増えた事がありました。


同時に何故か妻のブログのアクセス数も同じ位増えて沢山の方に妻のブログも見て貰う事が出来ました。


びっくりしたけど嬉しかったです。


最後まで諦める事なく生きることに一生懸命だった妻の事を沢山の人に知ってもらえた事。


この病気と向き合って生きた妻が居た事。


多分一瞬の事かもしれないけど誰かの心に何かを残してくれたなら妻も喜んでくれてるのかなと思います。


始めに時々読むと書きましたが、やっぱり読むと辛くなります。


特にお仲間さんとやり取りしているコメントの返事にはとても前向きで、負けないで退院してまた頑張るって沢山書いてありました。


残念ながらそれは叶わなかった。


最後に書いたブログのいただいたコメントの返事はどれを見ても同じように前向きに生きようとする言葉ばかりでした。


それを見てるとやっぱり涙が流れます。

悔しくて悔しくてしょうがなくなります。



何度も書きますがやり取りしていただいた「お仲間」の皆様、本当にありがとう。


あなたたちに妻は支えられて助けられていました。あなたたちがいてくれたから妻は頑張れたと思います。


今日も妻のコメントの返事を見て自己嫌悪に陥りました。


妻はこんなに前向きだったのに僕は何でこんななんだろうと。


最近は落ち込む事も多く、未だ前を向く気持ちになれないけどやっぱりこれでは妻に申し訳ないなと。


いつかちゃんと前を向きたい。


何度も挫けるかもしれないけど何度もやり直す。


ママ、見てて。

深海には沈まないから。




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