仕事中、割と一人で仕事する事が多く、気がつくと妻の事を考えている。


ほぼ毎日市場へ仕入れに行くので往復1時間半くらいはずっとママの事ばかり思い出す。


治療で苦しんでいたところも記憶に残っているけどその部分は極力気持ちにフタをして、妻と子供達と四人で過ごした楽しかった事を振り返る様にしてます。


やっぱり出てくるのは食卓での話し。


今だから僕の料理も手慣れてきて失敗も少なくなりましたが、作りはじめの頃はひどかったです。


唐揚げ作れば岩石みたいに硬く、やたら塩辛いペペロンチーノ、中まで火が通り過ぎたローストビーフ、すごく味の薄いナポリタン、焼く前に全て引っ付いて取れなくなった100個の餃子 などなどけっこうやってます。  


失敗料理を見て子供達はけちょんけちょんに言って笑います。


そんな失敗料理を作った時もみんなで「これ不味いね!」といいながらゲラゲラ笑って食べました。


不味いけど最高に美味しかった。


どんなゴハンでも四人で食べたら美味しかった。


ママ、あん時は笑ったねー。


餃子の時は落ち込んでたら慰めてくれたね。


今はまぁ失敗は少なくなったよ。


大事な大事な思い出です。