妻が亡くなってからゆっくり悲しんでいられないほどさまざまな事があった。



葬儀の手配や色々な手続き、連絡。


その都度改めて妻が居なくなった事を思い知らされる。


妻も僕も歩いて帰る事しか考えてなかったし、これからも治療がんばるんだって信じようとしてた。



亡くなった後の事なんて話もして無かったから、最後って感じ始めても尚話したくなかった。

彼女もそう思ってたと思う。



そこを避けてきたから当然妻が今までやっていた事は分からない事だらけ。



何時かこんな日が来る事、心の隅に感じてたけど気づかない振りしてたなぁ。