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七つの星のお話



五千年前の大洪水と先史文明研究ゼミ


 ご存じの方も多いでしょう。 ロシアのトルストイの童話の中に、

 

七つの星  トルストイ
」という物語があります。 

 

 

 最後は、 めでたしめでたしで終わります。

 

 



 でも、私が幼いころ、戦時中、小学校の教師をしていた母から聞いた

 

 

話は、次のようです。

 

 

 

 

 昔ある村で長く雨が降らないことがありました。 母と娘が旅をしてい

 

 

 

 

ると、ある夜、母が急に倒れ、娘は,あたりに水を求めて探し回りました。

 

 

娘は柄杓で水を掬い、母の許に急いで戻ろうとするとき、

 

 

石につまずいて、水をこぼしてしまいました。

 

 

 

 



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しかたなくまた戻って水をくみ、泣きながら母の許に戻ります、

 

 

母はすでに冷くなっていました。娘も泣き疲れて死んでしまいます。

 

 

神さまはこの光景を見て、柄杓を星にしました。後には、二つの物体

 

 

が残りました。

 

 

 

 

 私は、こんな風に記憶しています。
 

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパの神話の思想には、「生物も神も死ぬ運命にある」という

 

 

 

 

考えがあります。

 

 

この物語は古い神話であり、何を意味しているのでしょうか?

神さまは、母と娘と柄杓の魂を天に昇らせ、母娘は小熊座の北極星と

 

 

大熊座のアルコルに、柄杓は北斗七星になり、それらの抜け殻は、そ

 

 

のまま物体として地上に残ったのでしょうか。

 

 

 

 

北斗七星を柄杓にたとえる伝えは、日本にもひろくあります。

 

 

 

 

柄杓は一合には満たず ほぼ七勺程度です。

 

 



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それにしても、北斗七星といい、7月7日、7で通じあうのは不思議な

 

 

 

 

ことですね。

 

 

 

 

 

 

7の神秘、いかがでしたか。 



 本日はここまで。 いずれまた、夢の中でお目にかかります。


 

 

 

 

 

 

七夕祭り



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もうすぐ7月7日ですね。そろそろ街の七夕祭りが、話題になるころです。

 

北上川の河口の仙台市や相模川の 河 口の平塚市では、年中行事

 

 

として定着しています。笹竹に、願い事を書いた短冊を着け、川に流す

 

 

風習もあります。鐘楼流しも同じです。

 

 



もともと七夕は、旧暦7月7日(?)の行事でした。 日本には、中国大陸から

 

 

伝わりました。この夜、天の河をはさんで、牽牛星(アルタイル、鷲座の

 

 

α星、0.8等級)と織女星(ベガ、琴座のα星、0.03等星)が、1年1

 

 

度の逢瀬を楽しむという物語があります。

 

 



ちょうど、このころ夜空には、中天に天の河がかかり、牽牛星、織女星、

 

 

そしてデネブ(白鳥座のα星、1.26等星)が、夏の大三角形を描きます。

 

 



それは、東アジアから西ヨーロッパまで、ユーラシア大陸の各地で見

 

 

ることができます。

それぞれの地域で、それぞれの時代に、この巨大な夜の天文ショーに,

 

 

いろいろな意味を感じたにちがいありません。七夕の伝えも、その一例

 

 

でしょう。

 

 



かつて、この夏の大三角形の出現に、重大な意味があったと、私たちは、

 

 

考えています。

7月7日、それが先史文明への入り口であったとしたら、どうでしょうか。

 

 

 

 

いかがですか。では、きょうはここまで。

また、七夕の夜、夢でお目にかかります。



 



 
 

 

 

 

はじめに



五千年前の大洪水と先史文明研究ゼミ


 みなさん。 これは夢物語です。




いや これが世界を動かす真実であることを信じて、立証される日を


追い求めます。

チノちゃんは、我が故郷の奇妙な地形を幼きときから不思議に思い、


暇にまかせて「五千年前の大洪水」を作業仮説としています。




いま悪友のオーレイ(Oの2乗)さんとともに、かわいいユキちゃの絵


を添えて、謎解きの先史文明の旅に、みなさんを お誘いします。




この「五千年前の大洪水と先史文明」の旅は6ケ月続きます。

これはアカデミックな夢の旅です。 世界大不況のさなか、みなさんに


夢と希望をお届けします。




旅の道中では、いろいろお尋ねもあるかもしれません。でも旅が終わ


るまで、しばらくお待ちください。

その御不審がこの旅の目玉なのです。その真実がなになのか、旅の


道中やその後でお目にかけます。


どうぞ、しばらく この旅におつきあいください。

ではまた、明後日の夜、夢でお目にかかりましょう。



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