ついに夢が叶い、壱岐島に行くことができました！

壱岐島について知ったのは何年前だろうか？

神々と繋がる島、ここに行くと人生が180度変わると

言われる島。

何故か、怖いけど行きたい、行きたいけど怖いって思っていた。

でも、もし呼ばれるならいつか行くチャンスが来るかも知れない

と思って、この願望は寝かせていた。

そうしたら、宇宙人学校の仲間からこんなツアーやるよ！

と教えてもらい、何故か「（私は）絶対こなあかん」

メンバーに勝手に入っていた。

人生を前に進めるために必要な人が

勝手に選ばれるのだそうだ。

途中、別のスケジュールが入って行けなくなった人、

航空券が自分ではスマホで予約ができなかった人。

覚悟が問われる旅。

たまたまスケジュールが開いていた3日間。

題して「禊ツアー」だったが、今回の旅は普通ではない旅となった。

何が起こるのかは全く分からなかったが、

光と闇を同時に体験することとなった。

これは実際に旅をしながらも、内観する学びの旅であった。

自分の中に湧き起こる負の感情と徹底的に向き合い、

それを回収することが起こるツアーなのだ。

で、実際それは、空港からすでに始まっていた。

美味しいものを食べたり、美しい景色を見たり、

四柱推命とか足裏マッサージとかを受けたり、

楽しさはもちろんあるのだが、メインはそこではない。

「禊ぐ」ことがメインテーマだから、禊がされることが

起こるのだ。

私の場合、参加者の一人がモーレツに苦手なタイプの

女性だった。

いちいちつっかかってくるし、嫌味を言うし、

無視するし、仲間外れにしようとする、そんな人。

完全Death な人

もし、あなたの前にそんな人が現れたらどうしますか？

普通の人だったら、関わらないようにするとか、

自分も無視するとか、彼女に対して怒るとか、

主催者に訴えるとか、色々あるだろう。

でもこのツアーはそういう人と出会ったことが

ギフトだと受け止めるツアーである。

何故苦手なのかを徹底的に見に行き、相手に対して感じる

ものは自分の中にあるものなので、その「もの」と徹底的に

向き合う。夜はメンバー全員と闇出しに取り組む話し合い（笑）

2日間徹底的にやった。

あなたはできますか？

私も最初は無理！！！！！が発動したね。

腹も立ったし、こっちだって嫌いやわ！！！も出たし。

まずは、相手の言動に傷つき、焦り、憤り、ネガティブな

感情に自分が支配されてしまう。行動がおかしくなり、

気分が落ち込み、自分を憐れむようになる。

誰かに悪口を言いたくなる。でもそれはただの人間が

やること。

私はただの人間であることを止めたくて、

このツアーに来たのだから、そこから自力で抜け出さねば

ならない。

結局、壱岐島ではそこから抜け出すことができなかった。

でも、帰りのフェリーと飛行機の中で、仲間に色々と

内観をサポートしてもらいながら、少しずつ、その人に投影

していたものが、自分の中にあり、それは自分が本来やるべき

なのにやっていなかったことに気づかされた。

相手を責めたくなっていたのは、相手を嫌うのは、相手が自分に

「それはあなただ」と見せてくるから。

あなたが普段そうしているから、相手がそう見えるのだ、と

教えてくる。

これを認めるのは相当辛い。自分が彼女のような人間であるとは

到底認められない。認められないから自分の殻にとじこもり、

本来の自分を見失う。

人生が辛く、暗いものに感じられる。

相手が私に言ったさまざまなキツイ言葉はすべて、

私にやるべきことを気づかせるために言っていたのだと

いうことに気づいたのは、自宅に帰って一晩寝てからだった。

朝目が覚める前に天啓のように訪れた気づき。

あれも、これも。

彼女がしてくる意図的仲間外れも、数々のダメ出しも、

嫌味も、なぜか突然、私への愛の言葉に感じられた。

なぜそう思えたのかは分からないけど、おそらく私が

私が嫌っている私を受け入れざるを得ない状況に追い込まれ、

徹底的に自分を変えていくようにシフトさせられたから

なのだと思う。

彼女のキツイ言葉は、私が他人に対して言わないにしても

「思っている」言葉に似ている。

そして、その「思った」ことは実は天啓であるのに、

それを人に言ってないことが大きな人生の損失になっていた

こと。

それを言ったら宇宙の恩恵をみなに与えることになるのに、

私はそれを言わずに怠っていた。

相手から言われた自分への悪口を、そのように聞ける人は

まずいない。

でもそれは真実なのだ。

ああ、私、彼女が言うようなことをよく思っているな。

彼女のことをフレンドリーではないって思ったけど、

そういえば私も初対面の人にフレンドリーじゃないな、

など、色んな気づきが怒涛のように押し寄せてきた。

そうしてすべてを受け入れた時、

大嫌いで苦手だった彼女の存在が

神に見え、すべてが私に対する愛だったことに気づいた。

闇が光に転じる瞬間が訪れた！！！

これはすべて闇と光の両極の体験だった。

闇を受け入れられないということは、

自分の中の最も宝であるところを受け入れられていない

ということになるのだと、初めて腑に落ちた。

闇をないものにしていたな、と思った。

闇をないものにすると闇にやられる。

ある、と知るから対処ができる。

そして、その闇を全部受け入れたとたんに光に変わった。

歓喜の朝を迎えることができた。

人生を180度変える島。

本当にそのとおりだった。

壱岐島２Days