Winnyユーザーの日銀職員、内部資料を流出させる。

時事ドットコム記事によると、またウイニーで情報漏洩とか。

日銀松江支店の職員が行内規定に違反して、上司の了解を得ず資料を自宅に持ち帰って個人のパソコンで仕事をしたところ、流出したということだ。

ウイニーは怖い、という議論があるが、それ以上に機密資料を個人が簡単にリムーバブルメディアに記録できて、あまつさえそれを外部に持ち出せるという段階で日銀の情報管理体制の不備はあきらかだ。この職員は日銀の内部資料を外部に漏らして小遣い稼ぎをすることだってできたはずだ。

しかし、日本は電子行政を促進するといいながら、国民を監督する立場にある人々のセキュリティに対する鈍感さといったら、どうだろうか。こんな人たちに私たちの個人情報が管理されているかと思うとぞっとする。所詮はITゼネコンと組んだ公共事業ということか。