「がん・・・。」 この言葉は強烈な印象を持つ。
自分の父、配偶者の父をがんで亡くした。
自分の母は子宮がんになったが、幸いにして発見が早く全摘によって死を免れた。
自分の父は検査さえも拒み、何の治療を受けることなく、あっけなく逝ってしまった。
「親父らしいな。自分で選んだ道を歩んだんだから良かったと思うしかないな。」そう思った。
書きながら泣けてくるのではあるが。
この頑固さと言うか「意思決定は自分自身がする」という親父の生き様を垣間見たような気がした。
これは、確実に自分にも受け継がれていると感じている。
「今や2人に1人ががんになり、3人に1人が命を落とす時代」
この言葉をにわかには信用できなかった。
しかし、あるとき親世代を思ったとき、そのまま当てはまるではないか。
嘘じゃないんだ。そう思った。
父が亡くなった当時、自分の仕事が大変忙しく父の死について深く考えなかった。
忙しさのせいではなく、逃げていたのかもしれない。