it means nothing


いつものイングリッシュパブで、DJをやった。


今日は、あのコの誕生日だった。


だから今日掛ける曲は、愛することをテーマにしよう。

そう思ったけど、今ココに彼女はいない。


一緒にいようって言ってくれたのに、私は断ってしまった。


愛することをテーマにしていたのに、

掛けた曲は、Stereophonicsの“It Means Nothing”。

ケリーが歌うこの悲しい歌は、今まで掛けたどの愛の歌よりも

私の心に響いてしまう。



彼女とは、昨日会った。


誕生日には会えなかったけど、バースデーイブっていうのも

それもいいんじゃないか。そう自分に言い聞かせていた。


そして、誕生日に会えないのを忘れるくらい、楽しい時間を過ごそうって思った。


張り切って選んだレストランで食事をした後、店を出た。

私は「海が近いから、少し散歩をしよう」って言った。


もしそう言わなければ、すぐ近くにある駅に着いて

それで永遠におしまいになってしまう様な気がしたのだ。


彼女は、私の誘いに笑顔で頷いてくれた。


並木道を歩くと、銀杏の匂いが少しした。

どうしても、さっきお店で彼女から聞いた話が頭から離れなくて

言葉数が少なくなってしまったけど、

もうすぐ海に着く、そう思うと少し楽しい気持ちになった。


海は、いつもの海だったけど、

遠くに見えるビルや観覧車が明るかった。


彼女はそれを見て「きれいだね」と言った。


彼女の心から永遠に消えることはないであろうその出来事に対して

私は否定することも肯定することもできない。


ただ、前に向かって進もうなんていう

つまらない、ありきたりな言葉しか思いつかない。


だけど、私は乗り越えたい。

私にとって、この海には君の姿しか映らない。



君のいない世界に、何の意味があるのだろう。

白い世界が私を包み込んでしまう前に、君ともう一度会いたい。


And the sun sets in the sky
You're the apple of my eye
If the bomb goes off again
In my brain or on the train
I hope that I'm with you
'Cos I wouldn't know what to do


It means nothing

If I haven't got you


It Means Nothing / Stereophonics



end of the world


先月、引っ越した。


今度の部屋は、前のマンションの半分くらいの広さになってしまったので

荷物を捨てても捨てても、家の中がダンボールとがらくただらけ。

それでいて、大事なものはどこかに行ってしまうし。

ネットも暫くの間繋がらなくて、ブログの更新もできず。。


そんな状態も、ようやく落ち着いた。(まだ荷物は片付いてないけど)

ネットも繋がって、うれしい限り。


新しい場所で、新しい生活を始める。

まるで生まれ変わった自分がそこにいるかの様に最初は思ったけど、

家が変わっただけで、自分が何か変わる訳じゃないって気付いた。


家にいても、何も始まらない。

外に出て、風を感じてみたい。


だから、自転車を買った。

最初は安いクロスバイクでいいやと思っていたのに

店員の話を聞くうちに、ロードバイクにしてしまった。


自転車

最初乗った後、お尻がとても痛くなったが

今はなんとかコツを掴めたので、お尻は痛くなくなった。(よかった…)


夜の街を走ると、光を照らす車も、灯の点る家も、風に揺れる木々も、

そして慌しく通り過ぎる人々も、同じ世界を生きている。


それを眺めながら、風を感じながら、

自分の世界の終わりがくるまで、精一杯生きてみようと思った。


少し腰を浮かし、お尻が痛くない様にして。


I'm feeling low today
Is this the latest fashion
What do the papers say
Well then im bored already
I could die, would anybody really notice
I can't relate today
I've never felt so lonely
Is this the modern world
I feel i'm dead already
That's the catch, it's such a beautiful confusion

Is this the end of the world?
Is this the end of the world?
Is this the end of the world?


End of the World / Ash



Icky Thump


時々、イングリッシュパブで

好きな音楽をかけさせてもらっている。


自分の好きな音楽を流して、

それを人が聴いてくれるのっていうのは

なかなか楽しいものだ。


他の人は70~80年代のシブい選曲が

多いのだが、私にはオルタナの血が流れているので

その種のものばかりかけている。

店の雰囲気とは合ってないかもしれないけど。。

でも、それしか曲の良し悪しがわからないから仕方ないのだ!


この前も前日にCD屋に行って店で流す曲を探してたら、

The White Stripesの新作「Icky Thump」、一回聴いて即買いしてしまった。

1曲目の“Icky Thump”、これはキテます。

この衝撃は、ツェッペリンの“Achilles Last Stand”を聴いた時と同じ…

というか、かなり似てます。ツェッペリンに。

いや…それでいいんです。

昔、Kingdom Comeというハードロックバンドも

ツェッペリンに似てるとか言われて叩かれた話があるが

そんな連中とは違い、この妖しい魅力を備えた2人が紡ぎ出す

1音1音はツェッペリンをも飲み込み、そして進化した。


私にはまだまだ達することのできない音楽を、

こいつらは既にやってのけてしまった。


さすがにこの曲をお店ではかけるのは今回躊躇ってしまったけど、

次はかけてしまうかも^^