初午とは？
初午というのは
2月の最初に来る午の日
初午の行事をするのは
稲荷神社
初午には全国の稲荷神社で
祭が行われます
五穀豊穣や商売繁盛を願います
初午の由来
和銅4年の2月最初の午の日に、
稲荷神社の総本社に祭神
宇迦之御魂神が
舞い降りたと伝わります。
当時といまでは暦が違うので
初午は2月ではなく
3月頃だったそうです
3月頃から田んぼや畑の
準備を始める時期で
その年の豊作を祈り
初午に祭りをするように
なったそうです
それ以来、全国の稲荷神社では
初午には祭りを行っています
稲荷神社には狐がいます
これは狐が稲荷神のお使いだから
初午の祭では、
稲荷神に豊作を祈るとともに
神の使いである狐にもお供えをします
初午にお稲荷さんを食べる
なぜいなり寿司なのか？
初午にはいなり寿司を作り
それをお供えしたり食べます
これは稲荷神の使いが狐だと
いうことに関係しています
狐は油揚げが大好物だとされていた
初午の時にいなり寿司を食べるのです
いなり寿司は俵型が
一般的ですが
関西では狐の耳に似せた
三角のいなり寿司が一般的です
最初は油揚げをお供えしていたそうです
これは狐の大好物が油揚げだ
と考えられていたから
今も稲荷神社では
初午の日に油揚げを奉納しています。
