サービス提供責任者になることでも、給料ア ップが目指せます。サービス提供責任者は訪問介護において、ケアマネージャーやホームヘルパーと連携し、利用者が質の高いサービスを受けられるように努める職種です。サービス提供責任者とは職種名であり、そのような名前の資格があるわけではありません。介護福祉士、実務者研修修了者、旧ホームヘルパー1級過程修了者のいずれかに該当する人がなることができます。介護福祉士の資格を取得した後のキャリアとして、サービス提供責任者を目指してみてはいかがでしょうか。
かつて介護の職に就くためには、特別な免許など必要がありませんでした。
介護は、家事やお年寄りのお世話の延長として捉えられていたのです。しかし、介護保険制度が導入されてからというもの、介護の世界にもさまざまな免許制度が導入され、今では専門職としての地位を確かなものにしています。
介護福祉士の資格も、れっきとした国家資格であり、介護のプロとして重宝される存在です。確かに介護職は、免許などなくてもできる仕事ではありますが、各介護施設では免許を持っているかどうかを採用基準にしているケースも多く、その価値はとても高いと言えます。
ところで、介護福祉士になるのはどれほど難しいことなのか知っているでしょうか。国家試験に合格しなければならないため、簡単ではないことは言うまでもありません。国家試験では、筆記試験と実技試験の2種類があって、それぞれ6割ほどの特典が合格基準となっています。筆記試験では範囲もある程度広く、試験科目は10科目からなっており、すべての科目で基準を上回らなければなりません。そういう意味では、難易度の高い試験だと言えるでしょう。
ただ、試験の合格率自体は決して低いものではなく、毎年およそ60パーセント前後の受験者が合格しています。男性より女性の割合の方が高いのも特徴でしょう。ただ、試験に合格したからと言って直ちに介護福祉士になれるわけではなく、合格したあと実務経験を3年ほど積んで初めて資格を取得することができます。
しかし、これほど苦労して取得した分だけ給料は高くなります。給料を増やしたいと思っているなら、挑戦してみるといいでしょう。
ホームヘルパーは給料が低いのを嘆くことがよくありますが、自分の努力次第で解決できる可能性もあるので諦めてはいけません。給料が低いのは特に働き始めて間もない人に多く、長く働いていても経験を評価される形になっていない人にもよくあるパターンです。優秀な人材には相応の給料を与えるのが世の中ではスタンダードなので、いかにして自分の人材としての価値を理解してもらえるようにするかが重要課題になります。
介護業界でホームヘルパーが実力があると示せるようにするのに役立つのが研修や資格です。介護職員初任者研修や介護職員実務者研修を修了すると、十分な知識や技術を持っている人材として認識してもらえるようになります。現場によっては明らかな形で研修の修了と共に昇給や手当の支給を定めている場合もあるので、積極的に受講した方が良いでしょう。
さらに上を目指すなら介護福祉士の資格を取ると、昇給や資格手当が出る可能性が高くなります。充実した介護サービスを提供しようと努力している現場では、認定介護福祉士になることでさらに手当の上乗せを得られることもあるので検討してみると良いでしょう。上位の資格を手に入れるほど転職も有利になり、給料を上げられる可能性も高くなります。他のホームヘルパーを指導する立場に変わっていくことが多いので、仕事内容について自分の好みに合うかどうかは人によって異なりますが、給料を上げたいというときには前向きに考えた方が良いでしょう。給料を上げたいと考えている人には、こちらのサイト『ホームヘルパーのお給料事情』もおすすめです。