*以下、映画「シャイニング」のネタバレが含まれるので、知りたくない人は読まないこと。
年に数回くるマイブームに、
夜のお楽しみとして
動画配信で映画やドラマを、取り憑かれたように観まくるというのがある。
前回のブームにて、どれを観ようかと物色していたら
「ドクタースリープ」という作品を見つけた。
おお!そうだった!何年だか前にテレビで宣伝してたやつじゃん!!
10代後半の頃に観た「シャイニング」という映画の続編だ。
速攻観ようとしたが、記憶がだいぶ古くなっている。前編?の最後の方をちょろっとおさらいすることにした。
狂ったオヤジ(主人公:作家)が斧を持って、妻子を追い回す辺りからだ。そしていよいよあの有名なシーン!
ってところへ
「ただいま~!あ!何みてんの~ぅ?え〜怖いやつ?怖いのきら~い。ねぇねぇこれなぁに?面白いのぉ?」(←うるせえよ…)
上機嫌で帰ってきた酔っ払い(旦那)が立ち観を始めた。
画面にはちょうど、妻が逃げ込んだ浴室のドアを斧でバッキバキにし、出来た裂け目からおっそろしい形相の顔をぬ~~っと突き出す狂気のオヤジが。
すると、私の横で酔っ払いがソワソワし始め
「…ねぇこれ…どっかで似たようなことなかった?
最近こんなことした奴、いた気がしない…?」
「ん~?
あ!!そういやいたなぁ…ぶっ!ぶあ~~~っはっは!!
ほんとらわ~いたいた!」
私ににらみつけられて
「ごめんね…でもちゃんと直したよ。ね?
じゃね、おやすみ💖」
藪をつつき、蛇を出しそうになった酔っ払い。
そそくさと寝床へ退散する。
なんのことかといやぁ
そう。これ
数日前の深夜、泥酔状態で帰宅し、玄関の扉が開かないと大暴れした奴が破壊した摺りガラス。取り合えずどっからかピッタリの板を持ってきて補修してあった。
この後、私の弟を巻き込んで本修理をしていたが、
「ガラスじゃなくて硬化プラスチックにしたからね!
今度は簡単には割れないよ💖」
…おい…やっぱまだやる予定なんだな…
騒ぎをききつけ、大騒ぎする父親をなだめてくれた息子(上階に住んでいる)からは、のちに
「母ちゃん大丈夫?なんで暴れさせるような状況にしたの?気を付けないと~」なんちゅうラインがきたが、
結婚してからの26年間で、玄関を破壊させたのは、たったの3回だ。
褒められてもいいとさえ思っている。
単純に考えて、破壊大魔王(玄関関連のみ)は8〜9年にいっぺん降りてくる計算なので次はあいつ、生きてたら57歳前後かぁ
…まだ元気そうだな
まぁどっちにしろ、他人様に迷惑がかからない限り、放置するのがベストである。
ガス抜きは必要だよな