めひかりのブログ

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3/16 国際会議場にて


これだけ未曽有の災害、あらゆる研究が復興支援になるはず。
うちのHPで復興支援研究としてあがっているのは理工、法、社学など。
人科は?

昨年9月の教授会で人科学術院の知を結集した「震災と人間科学ネットワーク」を発足させたとのこと。
知らなかった。。。休学していて情弱だったからか・・・
うちのゼミ長は川内村の避難者支援で何度も郡山と現地に行っていたから仲間なんだけど。。。
人科で何人もの先生が強力なサポートになっているのが心強く、
今日はそれがわかっただけで福島出身者としては嬉しい限り。

今日のお話を聞き以前読んだ「心理学者がみた阪神大震災」を思い出しました。

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悲しみにくれる被災者に無数に押し寄せる「学術調査」があったと。
S先生が強調されましたが、支援という名のビジネス、支援という名の研究が
横行するのは耐えられない、ご恩返しのつもりで現地に入っているのです、と。
環境科の先生お二人はスライドが全部写真のみで、データらしきものなし。
あくまで一緒に活動した内容をを報告するだけです。

T先生のチームは双葉町支援。
行政がマヒしてますから住民意識調査などはとても手が回らない。
そこをお手伝いし分析もなさったのですね。
回収率84%とは驚異的と思いましたが、親とすれば当然です。
子供を今後どこで育てるか、抱える問題は何か、訴えたいのに
行政はそれどころではなく、その機会を作ってくれたのですね。
住民の意思が一致することはないにせよ、どういったニーズが
あるのか、困窮度など全国に散逸した住民にとっても有難かったでしょう。

そして川内村の避難直後からのログポスター発見。
これまたT先生の学生さん、思わず名刺交換。

今日は被災者の方もポスター発表で来場されていました。
自分たちが研究対象として扱われていたら!?あまりいい気持はしないですね。
それが感じられず一緒に困難を乗り越えましょうといういい雰囲気。

お昼の休憩で近くに座った皆さん、まさに私の地元の言葉。
懐かしい地名も聞こえ、頑張ってください、みんながついてます、と心で応援。

ノーベル賞物理学者益川先生とiPS細胞の生みの親、山中先生の対談。


益川先生の進路などへの迷い「フラフラ」論とは・・

”大学で経験するものすべてが楽しくて新鮮で刺激的で

何か新しいものに出会う度「この分野に進もう」と毎日違う進路を

目指していた。4年になっても数学と物理のどちらへ行くのか

日替わりで迷っていた”

一見無駄に思えるものに豊かな芽があるとし、さまざまなジャンルに

興味を持つのは今も同じとのこと。

直線型の日本ではたった一度のつまづきで人生が大きく変わってしまうの

に対し、回旋型のアメリカの方が生きやすいのは当然。


益川先生には挫折がない!

「これはできるかどうか」を事前に検討。分析的な方法をとり、今までどれだけ

アプローチされてなぜうまくいかなかったのか、何が足りないかを考えられるだけ

徹底的に分析する。それでまだこの問題解決には客観的条件不足とすれば待つ。

何かのチャンスに「あ、あの問題だ」とアプローチしやすい。

やみくもに取り掛かって結果うまくいかないと挫折でしょ、そんなことしないもの、と。


科学者にとって感受性は本当に大切であり、自分のやった実験結果に

おもしろがれないと研究を続けていくのは難しい、と。

自分の仮説が完全に外れてがっかりどころか、「なんでこうなる!?」と

興奮できれば研究は面白いのか。


思考の撹拌作用

独創的な研究にはディスカッションが不可欠。

”紅茶の中に角砂糖を入れて放っておいても溶けないが、軽く1回スプーンで

回すとスーッと溶ける。ディスカッションで自分以外の人が関わるとそれまで

自分の思考回路でとじた部分がスーッと外に流れて行ってくれる”

上の人間は若い人のアイデアを邪魔しないように活発に交流できるようにする。

「そんなのおもしろくないよ」「本当にできるの?」NGです。


半年修士課程の授業を受けた私の感想はわくわくしないな、というもの。

研究室の議論は不活発、また意見を自由に言わせてくれる雰囲気じゃないし。。。

他の研究室の子たちを見ても、自分がこの研究が面白そうだからやっている、

というのはどのくらいいるのだろう、懐疑的。。。

先生の研究のお手伝いが多く、特に感動もなく、淡々とこなしていみえる。

また、こんなことやってみたい!と意気込んでみても先生が自分の専門外だと

自分で頑張ってね的な人もあり、なんだか研究室が一体に熱気を帯びている、

とみられるところが私の周囲にはないんだけどな。。


これが実験系じゃない文系の研究室だからなんだろうな。

この山中研究室などで頑張るみんながうやましくもあり。


震災から明日で1年、関連記事は多いが今朝は農業分野のお話。

さすが仙台は動きが早いし、企業の支援も多くてうらやましい。

やはり放射能不安のある福島ではこのスピード感はまねできない。

地元は東電からいくら補償がもらえるかが関心だし・・・

飯館や川内など帰村可能とされた場所の除染が始まっているが

40歳以下には効果に懐疑的・・・

なにより、一度便利なところに住んでしまえば戻りたくないって。。。

若いものがいないのだもの、復興が進むはずもない・・・


****

1面

仙台市は「農と食のフロンティア推進特区」に認定された(3月2日)

・培養液、太陽光発電の国内最大級温室でリーフレタス、トマトを栽培、惣菜工場も併設。

・農作業支援ロボット、GPS利用育成チェック、LED防虫などの実証研究開始。


5面

「意欲ある企業を生かして」大泉一貫宮城大副学長

・被災地の復興は、支援申し出に対し受け入れ農家が不足。

・地元農家には企業と組むことが「手先になる」という反感がある。

・小規模農家を排除するのではない、機能分担で大規模経営者と共存できる仕組み作りが必要。

・守るべきは農業産出額で関税ではない。

・日本農業の位置づけが不明確(新興国は自国民の自給、アメリカはコスト削減徹底で輸出強化など)

・日本は今こそ、日本ならではの付加価値を付けた農業を国家戦略として考える時だ。


農漁業を巡る動き

2011年3月…21500haの農地、319漁港、28600隻被災。被害額2兆4000億(農業9500億円)

    3~5月…農水産物から暫定規制値を上回る放射性物質、コメ作付制限や操業自粛

     6月…除塩農地1290haで作付再開

     8月…農水省14年度までに86%の農地での作付再開を目指す「復興マスタープラン」

    10月…福島県コメの安全宣言、その後暫定規制値を上回るコメ→緊急調査

         政府、農業規模拡大を柱とした農林業再生基本方針を決定

    11月…野田首相、TPP交渉参加に向けた事前協議入り表明

    12月…「復興特区法」成立。11道県222市町村対象

        岩手、宮城、福島の主要漁港の水揚げ量が前年比50%に回復

        カゴメ、IBM、地元農家が仙台市沿岸部に野菜工場づくりに向けた研究会発足

 2012年2~3月…被災漁港の94%にあたる300漁港で水産物の陸揚げ可能に

           岩手・福島の3農協が資本増強、宮城の5農協、1漁協も増資発表、増資額計569億円。

           農水省が被災地で250haの大規模実験農場への参加企業を公募