村上かおりです^^
会社員やめて時給694円パートさんだった頃の話①
の続き^^
東京から長野へ移住して、すぐ
近所で、おかし作りのパート勤めを
することになったわたくし
これはこれで楽しくてですね。
手先を使う細かい作業
クッキーの生地コネコネ、とか
得意だし楽しいし^^
職場には農家の女性が多くて
野菜の育て方とか
お漬物のつけ方とか
教えてもらえたり^^
大好きな
「どうしたらこの商品もっと売れるかな？」も
現場で追求できたので^^
新商品開発を手伝ったり
ラベルデザインをしたり
商品の売り方を考えたり。
そういう楽しさがありました。
そして、仕事を教えてくれて
一緒に働いていた先輩が、すてきな人で。
わたしはお菓子作りの専門知識はないので
先輩が考えた商品アイデアを
形にする部分を手伝うのですが
ただ、お菓子を作ればいいのじゃなくて
「地元の農産物を使うことが大切」だったので
原材料を探し、使わせてもらえないか、交渉し
原価と販売価格、どれだけ収益がでるかを計算して・・・
「いち従業員も、経営者の視点を持つ事が大切」
「全体を考えられる人がいたら、会社も良くなる」
と。仕事をしていくうえで大切なことを
たくさん、教えてもらいました。
ちなみに先輩もわたしも
同じ、時給694円でしたよ笑
先輩は、わたしの母と同じ世代で。
パン屋さんをひらく夢に向かって
ひたすらにまっすぐ。
パンやお菓子作りの技術を習いにいって、研究して。
仕事熱心で、聡明で、実直で。
思いやりがあって。
でも、そのせいか、
一部のベテランさんからの
風当たりが、強かったり。。。^^;;;;;
まっすぐに、ただ頑張っても
風当たりは強く。
もっとこうすれば売れる！
もっと良くなる！の提案も
上にはなかなか通らず。
今思えば、わたしたち、
仕事は一生懸命やっていたけど
周りを抱き込む「政治力」がゼロだったな・・・
組織を動かすにはそういうの必要ですよね。
しばらくして、先輩はパン屋さんをめざして退職。
わたしも正直
いつまでここに居ればいいのかな！？
って感じになってきました。
別の部署のパートさん（女性）が、何かの拍子に
こう言っていたのを今でも覚えています。
「女は、働かせてもらえるだけで、ありがたいよね・・・」
どーーーん
衝撃を受けました。
まじですか？
いや、働けるってことは、ありがたいけど！！
女は働かせてもらえるだけで
ありがたいの？
朝早く起きて、
家族を送り出して仕事にでかけ
おばちゃん同士のえげつない争いに
耳をふさぎながら（笑）
毎日、おいしいものを作って
お客さんに届けて、喜ばれているよ！
それって素晴らしいことだし
わたしの、あなたの、可能性は
まだまだ、まだまだあるはずだよね？
時給694円で
「働かせてもらえるだけありがたい」
そんなモチベーションで生きて行くのは
わたしは、ぜったいにいやだ！！！
どこで、何をしていたとしても
わたしはわたしの可能性を
あきらめたくない。
辞めよう。
途中でそう気づいたものの・・・
気が小さくてすぐには辞められず・・・^^
次女を妊娠して９ヶ月まで
まじめに勤め、引き継ぎして、
退職させていただきました笑
合計、２年も働いていました笑
長く居すぎた笑
「産後は、バリバリはたらくぞーーっ！！」
という思いに突き動かされ
妊婦なのに、仕事しながら
ボランティアを最大３つ掛け持ちしていたり。
エネルギーがあり余っていたのね、わたし。
しかし「バリバリはたらく」夢は
そう簡単には叶わなかったのである・・・
こちらに続きます^^
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