病気の話。
最新、
発表された骨髄異形成症候群の余命。
カテゴリーによっては、どうやら10年以上の生存率が80%。
診断された時は、長くて5年。短くて1年。最長で10年もたないでしょう、と言われた。
はっきりと。
でも同時に、10年の間に医療は飛躍的に変わるので、
治療法が出てくるかもしれません。。。
とも言われた。
そうだよね、私たちの病気はヘルプマークが要るよね。
ヘルプマークが必要な環境を、残念に感じてしまう自分もいるけれど。
昔、障害手帳4の心臓の病気を持つ、当時20歳の友人が優先席に座っていると、
オバさんに軽く嫌味を言われた。
驚いて、どうするかと見ていたら、彼女は聞こえないフリをした。
オバさんの想像力の無さ・・・。
私(当時、病気とは診断されていない)は、彼女の前に立ち、彼女と話しをしているのに。
『心臓の病気なんです』と言えば良い、と思う人もいるかもしれない。
体調不良は、突然に来る。
具合が悪くて、もしくは悪くなるのを予防して座っているのに…?
でも、もしかすると、そのオバさんも悲しい経験があるのかもしれない。
そこで、彼女はヘルプマークをつけ始めた。
自分の病気を周囲に知らせながら歩く。
知らない人にジロジロ見られたり、病名を読もうと覗き込まれたり。
でも、背に腹はかえられぬ。
こうした、小崎さんの様な普及活動によって、マナーも良く変わっていくのだろう。
ふむ。
昔読んだ、『夜と霧』を思い出した。
ヴィクトール•E•フランクリン
“生きる意味は自分の中には無い”
人は何のために生きるのか、というのは、こちらから問うことができるものではない。
「人生から問われていることに全力で応えていくこと」
つまり「自分の人生に与えられている使命をまっとうすること」なのだ。
その人を必要とする「何か」がある。その人を必要とする「誰か」がいる。
その「何か」や「誰か」のためにできることは何か。それに全力で応えていく。
本当にそうだなぁ。
意味を見つけている点で、生きる価値がある、
と思えるな。
小崎麻莉絵さん、お互い還暦まで生きましょう!