私は、競馬が好きです。
単純にに賭けて当たって儲けてうれしい!って・・・・
最初はそれだけでした。
ただ、それだけだった私が賭け事だけでは終われなくなったのは・・・
競馬場で美しく颯爽と駆けていく競走馬を目の当たりにしたことでした。
たてがみと長い尾を風になびかせ軽やかに走る姿は美しすぎました。
ずっとこのまま見ていたい~~~しばらくその場でたたずんでいました。
馬のことが好きになり、馬の生態や競馬の仕組みなどを色々調べたり
する中で競走馬たちは走れなくなったらどうなってしまうのだろう・・・・・
そんな事を考え始めた私が知った事実は辛いものでした。
牧場で産まれてたくさんの方が携わり
やっと競走馬として出走できるようになったとしても
3歳のある時期までにJRAで1勝もできない競走馬は
引退しなければならなくなります。
地方への転厩や乗馬になるなど選択肢が数少ないのです。
そして、引退後は・・・
引き受け場所がなければ生きていけないのです。
早く助けたい!1頭でも多く救いたい!
そんな想いを持ちながらも・・・
たった一人では何も出来ないのではないか・・
何から始めればいいのか・・
どうすればいいのか・・
日々悶々と過ごしていました。
なんとかしなければ、どうしよう、どうしよう・・・
そうした焦りの中、ひとつのプロジェクトを知りました。
それはサンクスホースプロジェクト
引退馬のキャリア支援を目的に開始されたものでした。
競走馬として使命を終えた馬たちは、第2の馬生を歩むことになりますが
今までは速く走る調教しか受けていなかったことから、常用馬として転用することが
困難との理由で命を奪われることもあるのです。
競走馬生活を終えた後の行き先は、地方競馬、繁殖、牧場、乗馬クラブ等となりますが
多くの引退馬の環境をサポートするしくみがないのです。
そのために今回競馬界だけではなく、乗馬界、ホースセラピー業界、養老活動団体との
連携を図りこのプロジェクトが立ち上がったのです。
私は、直ちにこのプロジェクトに賛同し参加を決めました。
その名前は引退馬ファンクラブ「TCC FANS」です。
会員になり一口、半口オーナーとなり支援していきますが会いに行けたり
時には乗馬が出来たり身近に馬と触れ合うことも出来ます。
本来なら馬たちに直接携わりたい世話をしたいという気持ちがありますが
現実的に今の現状では無理なので、犬たちの支援と同じ方法で関わって
寄り添っていこうと思っています。
私は人間よりも弱い立場の動物たちも、
この世界で幸せに暮らせるようになればいいのにと思っています。
小さな支援ですがずっとずっと続けていきます。
競馬をされている方、犬猫を含め動物たちを愛する方、乗馬をなさっている方
興味を持たれた方、一度このプロジェクトの目的や活動などを見ていただけたら
幸いなのですが・・・・
