結果『イエロースライムマシーン』が生産された。

研究者が大変な努力を重ねて、直前では、所謂、産みの苦しみも味わい、
困難なオペレーションの末、ようやく完成されたのが、このマシーンだ。

とにかくデリケートなマシーンだ。

特徴的なフォルムは、慎重にバランスを維持しないとバーストする。
些細なトラブルでも異音を発する。
細かなメンテナンスに加え、的確に配合されたガソリンを流し込む。



つまり、様々な技術と大いなる愛情が注ぎ込まれた結果。

このマシーンが、唯一、生産するもの。



それこそが、イエロースライムだ。


これしか作らない。今のところ……。


当分、そうだろう。

いや、二十年ほどして、急に別のマシーンを産むのだろう。

そして、そのマシーンも結局はイエロースライムしか生産しない。


俺もそうか。
ってか、オトコなんてマシーンも産み出せないから、リアルにイエロースライムだけだ。

シンプルだな。