こんにちは。幸せパパです。(Twitter@タロウのつぶやき )


ライブドアブログはこちらです↓
http://blog.livedoor.jp/shiawasefamily/

今日は、以前「宣告」の記事でも書いた、免疫不全症候群の検査についてのお話を改めて。
 


20151123000555_003 - コピー 


原発(先天)性免疫不全症候群の検査は、日本ではまだ一般的でなく、疑いがある場合は、大学の研究室にてDNA検査が行われるんだそう。

タロウちゃんは、はるばる岐阜まで血液を送って、やっと確定診断されました。


一方アメリカや台湾では、新生児のマススクリーニング検査が行われていて、早期発見・早期治療が可能なんだとか。

日本での新生児スクリーニング検査は、今のところ、先天性代謝異常だけですよね。 


20151123000555_003 


日本でもやればいいのに(ボソッ)。

症例が少ないのは、診断されてないだけなんじゃないかなぁ。


タロウちゃんはたまたま運が良く、最短コースで専門医にたどり着くことができましたが、こう上手くいかないケースがあるのも事実。

なかなか診断がつかずに、小さい頃から感染症や中耳炎で入退院を繰り返し、苦労するケースも多いと聞きます。  


実は、つい先日まで隣に入院していた中学生がそうでした。

ただ体が弱い子…そう思われていたらしいです。


普通の人なら、ウイルスに感染するとその抗体が作られ、次に同じウイルスが体内に入ってきてもやっつけることができるのですが、免疫不全の場合、その抗体をうまく作り出すことができません。

そのため何度も同じウイルスに感染したり、なんてことない病気でも重症化して命取りになるのだそうです。


「掛かりつけの病院が、免疫不全症候群に気付かないということもある」

頭の片隅に入れておいても損はないと思います。 


心配になった人は「原発性免疫不全を疑う10の兆候」 というチェックリストが公開されていますので、ぜひ見てみてください。
(許可取ってないのでリンク貼れずすみません。検索するとすぐ出てきます) 


うちの病院の小児科の壁にもポスターが貼ってあったので、目にしたことのある方もいらっしゃるかも。



一人でも多くの方が助かりますように。