僕の足元ボードを紹介してきてますが、今回は単体エフェクトとしては最もサイズのデカいこちら。
A/DA FINAL PHASE
フェイザーですね。
フェイザーはモジュレーション系エフェクトに分類されて、独特の揺れというかウネリ、、、「ジョワァ〜」みたいな動きを加えるエフェクトです。
因みに一般的に広く知らているフェイザーはMXR PHASE90というモデル。
ハードロックは勿論、ブルース系やオルタナ系、多くのジャンルで耳にするエフェクターですし、フェイザーと言ったら、、、ぐらいの地名度があるのがフェイズ90ですよね。
で話を戻して、僕がA/DAを選んだ理由ですが、単純にフェイズ90は欲しいイメージと異なったという点。(好きな音だし扱い易いけど、今回は違う的な)
もっと複雑で深みがあって、金属の筐体音(エレハモちっくな)なんかもほのかに感じて。。。がイメージだったんです。
フェイザーだけでなく、僕がエフェクターを選ぶ時って色々鳴らしながら偶然ピンときたモノをチョイスする事も、あるにはあります。でも多くの場合は予め頭の中で音が鳴ってるんですね。
で、頭の中でずーっとジョワンジョワン鳴ってた音を、ネットやら店頭やらで探してたんですがなかなか無い。
愚痴を言うと、そもそもフェイザーって選択肢少ないんですよ。歪みやディレイ、フランジャーやコーラスはめちゃあるのに、フェイザーは比較的少ない様に思います。面白いのにー。。。
そんなこんなを続けてる内に見つけたのがA/DA。
最初ネットで見つけた時、これだ!感を感じたのをよく覚えています。
オリジナルのファイナルフェイズは1979年にリリースされていて、僕の使っているのはそのリイシュー(復刻)モデル。
とは言えフルアナログ回路なのは勿論、オリジナルの開発者であり創業者でもあるDavid Tarnowskiの手によるデザインだそうです。残念ながらビンテージの個体は触った事無いんですが、比較なぞしなくても自身で良い音だと感じればそれでOK。ズビビっときました✨
長い間探してたのに決まる時は速攻でしたね。
で、このファイナルフェイズ。一般的なフェイザーと比べると凄く複雑なモジュレーショントーンを作れます。
フェイザーにしてはやけに多いコントロールですが、その内容も効き方も独特です。
ツマミ左から説明すると、、、
①SWEEP MODULATION…揺れのシェイプと言うか、通常のウネリに更にウネリを加えていくコントロールです。極端に言うと、無段階のモードセレクト的な印象も持ちます。
②SWEEP RATE…揺れのスピードをコントロールします。
③RANGE CONTROL…揺れの深さをコントロールします。
④INTENSITY…揺れの変化をコントロールします。
⑤OVERDRIVE…専用のフットスイッチを踏むと歪みが加わりますが、その歪み量をここでコントロールします。
で、本機の音作りで重要なのが①と④な気がします。
この二つののコントロール次第で一種類のモジュレーションと言うより、フェイザーを二台かけている様な効果や、フェイザーにエンベロープフィルターを軽くかけた様な揺れ方、、、何とも形容し難い音の揺れを生み出せます。
本当に複雑で深い、奥行き感の半端ないエフェクト音がかなり気に入ってます。
僕はフェイザーだけでなくエフェクターはアナログ、ビンテージ系のエフェクト音が好きなんですが、その理由としてスピーカーからの音色だけでなく、そこの空間そのものを曲げてくれる、空間そのものが変わる、ローファイでありながらパワーとスケール感を持った強烈な音が好きなんです。
今回のファイナルフェイズはそんな要望を満たしてくれますし、楽曲に独自の毒と華を添えてくれる頼もしいヤツです。
(ただ一つ難点。ビンテージを正しくリイシューしてくれるのは有難いんだけど、フットスイッチのLEDぐらいは付けて欲しかった…)
既にライヴでもよく使ってますが、10月26日発売予定のEPにも収録される「Pull The Trigger」では、前回ブログで取り上げたオクターヴファズと併せて大活躍します。
ステージでは勿論、CDを聴いてくれる方はそんな拘りなんかにも注目してくれると嬉しいです!

