温暖化防止や省エネ、ヒートアイランド防止を目指す現場で何を対策したら良いか分からないという声が多い。
最新の白物電気メーカーの見映えの良いカタログにふらふら気を取られてしまうエネルギー担当者や、熱を理解しない自称省エネコンサルタント、工事業者の多いこと。工場、プロセスの省エネ評価として
簡単な評価をするの方法がある。
排熱量が多い、ヒートアイランドの原因があるかどうかの評価で判断できる。
エアコンや空冷チラーからは50℃以上のヒートアイランドの原因となる顕熱加熱された温風が膨大に大気へ出力される。
エンジン発電機やGHPからは130℃の排気ガスと50℃の温風が大量に出る。
高効率な空冷チラーがあるじゃないか?という声があるが、よく考えてもらいたい。いまの日本の真夏は、昭和とは違うんです。殺人的な外気温度38℃や40℃、膨大な300ppmを越えるCO2濃度で酸性雨が降る国になってしまったんです。
何が原因でしょうか?
世界的な異常気象を引き起こした結果、京都議定書にはサインしたものの、約束を守らない国にいまのところなってしまっています。
運転時間が長い工場の空調や、チラーの電力消費量は膨大になります。
高温の大気に空冷チラーを導入したらどうなるか知ってますか?
チラーカタログの消費電力表示の評価は高温外気を想定してません。さらには通常ではあり得ない好条件を出すための試験室でカタログ数値をたたき出しているものもあります。
ぜひ、真夏に実測してみてください。
車と同様に実際の燃費はカタログ値と大きく異なります。当たり前です。加熱外気であぶってもその室外機内部は冷えないため、その内部のコンプレッサの仕事はとても大変なことになっているからです。冷凍装置はすべて室外機であるコンデンサ部を冷却すればするほど省エネします。(注、冷却限界もあります)
水を撒けばいいしゃないか?という人も多くなりました。その手法も白物家電メーカーのカタログに書いてあるからと。
やりたい人は止めません。私は絶対やりません。なぜやらないか?
私自信、1993年に石油プラントで巨大空冷熱交換器が、冷えなくなったとのことで、散水装置を付けた経験があります。その結果、熱交換器全交換になりました。いま考えれば当たり前です。空冷
放熱用熱交換器はほとんどがアルミ製です。そこに水を撒くといろんなことが起きます。水道水にはスケール成分がいっぱい入っています。それが高温のアルミに接触すると、まずはイオン状シリカが、アルミと仲良しなために、すぐに表面に白く析出します。その後、カルシウム、マグネシウムが析出します。
岩のようなガビガビスケールが発生、誰も洗浄出来ない結果となります。
スケール洗浄には酸性洗浄剤が必須ですが、アルミ無くなります。
さらにシリカはまず落ちません。
数年でチラー交換となります。
純水なら大丈夫じゃないか?ということで、それもやりました。純水はアルミをイオン化させてしまうハングリーウォーターとなってしまうため、アルミがボロボロ、スカスカになってしまいました。
軟水機なら良いんじゃないか?というのもやりました。軟水機はシリカは除去しないんです。結果、空冷を無理なり水冷化させるのはとても難しいという結論になりました。
なぜ白物家電メーカーが、水巻きましょうと言っているのかわかりましたか?
最初から、"ちゃんとした水冷"にすれば良いんです。
水冷はヒートアイランドの定義に入りません。潜熱蒸発のために雲になるだけという理由のようです。
さらに、空気よりも圧倒的に冷える水で冷やすことで、室外機のコンデンサはほぼ水温と同じ温度まで冷却できる。
コンデンサは冷やせば冷やすほど、省エネするのは当たり前。
このちゃんとした水冷というものが難しいんです。過去に水冷システムを維持管理している人は身に染みて理解しています。
・32℃以下に冷えないクーリングタワー
・砂、SSの汚れ対策
・藻、スライムの殺菌対策
・コンデンサのスケール対策
すべて大変な課題でありほとんどの現場ではちゃんと対策できずほぼ放置されています。そこに最新の水冷チラーをいれたらどうなるか?すぐに詰まる、オーバーヒート、コンデンサ交換になるのは当たり前です。(プレート式コンデンサは解放洗浄は絶対にできません。)
そういった不具合も多発していますが、設計会社や設置工事業者は対策せず、お客様責任だということで、無視して改善提案すらしないから、安易な空冷へ走ってしまうのも事実。
MDIでは"ちゃんとした"水冷システムを提案します。
・30℃以下になるクーリンタワー
・汚れ、スケール対策(薬注ではない)
・コンデンサはメンテナンスフリー
・すべて解放洗浄できるシステム
他社では提案できない、経年での消費電力削減し続ける提案をします。
誰でもメンテナンスできるシステムです。
写真の熱交換器はその一部です。
この先に、空調用熱交換器の最適化、自然エネルギー利用のチラー削減、停止などがぞくぞく控えています。
SDG's、ESG投資、温暖化防止、ランニングコスト削減を目指す企業は対策必須です。
